極楽島職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 04:03 UTC 版)
叶(かのう) 極楽島特級刑務所の所長。 谷村(たにむら) ニーナナの正担当刑務官。看守部長。レノマら腕っ節の強い囚人を上手く使い、刑務所内の「秩序」を保っている。妻帯者。 虎沢 愛(とらさわ あい) 極楽島特級刑務所に新しく赴任した医師。極楽島特級刑務所内の唯一の女性。囚人からの愛称は「愛ちゃん先生」。 荻野(おぎの) 第16木工場の正担当刑務官。「社会のクズを合法的にいたぶれる」から刑務官になったという醜悪な人物。 北島(きたじま) 第26木工場の正担当刑務官。大柄で、醜悪な性格の人物が多い刑務官のなかでは比較的マトモな感覚を持った人物である。史郎からは「オヤジ」と呼ばれている。谷村に嫌悪されている。 山岡(やまおか) 極楽島特級刑務所の刑務官。パチンコ狂いが災いして借金を重ねていたのをレノマに察知され、報酬と引き換えに刑務所の見取り図を要求される。 元は建築家を志望していたが、安定した生活のため夢を諦め刑務官となった。妻帯者で幼い息子と娘がいるが、借金取りに押し掛けられる日々に、妻から離婚を迫られている。再起を賭けレノマの要求をのみ、見取り図の作成をする。当初は偽の見取り図を作成し、脱走の計画を発覚させる予定だったが、考えを改め本物の見取り図を手に入れる。レノマに激励をして、けじめとして辞表を出した。 加藤(かとう) 極楽島特級刑務所の刑務官。リクとレノマの行動から2人の脱走計画を察知し、その事実を暴くために奔走する。囚人には容赦ないが、家では妻と子を愛する良き父の顔を持つ。 原田(はらだ) 極楽島特級刑務所の刑務官。職業意識は高く、ケンカも強い。勤務中にサボろうとしていた時に、ヘリポートの下見のために看守に変装していた椿と接触。後に椿と再会したことがきっかけで、脱獄計画に気付く。 口封じを図った沢田の襲撃から身を呈して自分をかばった椿のため、計画の中止を勧告するが、レノマは部下に原田を拉致させようと計画。しかし原田は襲撃を退け、これを返答と受け取り、上司への報告を決意するが、その直後に刑務所から姿を消し、リクたちとは地獄島で再会する。地獄島ではアヘン中毒にされ鬼道院への忠誠を誓っていたが、リクたちとの再会、リクたちが再び脱獄を図っていることを知ると、自らの意思でアヘン中毒を克服し、密かに協力する。 内海 健児(うつみ けんじ) 極楽島特級刑務所の刑務官。リクたちの脱獄決行の際、わずかに残った痕跡から脱獄メンバーの目論見を看破して窮地に追い詰めるなど頭が切れる人物で行動力も高い。 しかし上司から認めてもらえたという心の油断と椿の捨て身の行動からリクたちを取り逃がしたことで上司から見限られてしまい、逆上して椿をナイフで刺し致命傷を与えるが、椿の抵抗を受け逃亡を許してしまう。 その後、地獄島の看守として送られる。情緒不安定だった精神は地獄島でリクたちを発見して復讐できるとわかった瞬間に完全に崩壊。リクたちへの復讐の機会を虎視眈々と狙う。
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