柳原紀光とは? わかりやすく解説

柳原紀光

読み方やなぎわら のりみつ(もとみつ)

江戸中期公卿。光綱の男。初名は光房、字は藤蔓権大納言正二位に至る。落飾して暁寂と号する。『讀史愚抄』八一冊の著書寛政12年1800)歿、55才。

柳原紀光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 04:26 UTC 版)

柳原 紀光(やなぎわら もとみつ/のりみつ)は、江戸時代中期の公卿歴史家。柳原光綱の子。官位は正二位権大納言柳原家18代当主。柳原前光愛子大正天皇生母)兄妹は玄孫柳原義光柳原白蓮異母兄妹と大正天皇来孫にあたる。歴史書続史愚抄』の著者。


  1. ^ 明和4年(1767年)。
  2. ^ 文化2年(1805年)8月、資前は公家柳原家より丹後国二宮社家嶋谷家に養子。
  3. ^ なお、同書は北朝正統論を取っており南朝の天皇を認めていない。
  4. ^ 是沢恭三の研究によれば、柳原家の写本作成には紀光のみならず一族が総動員され、確認されるところでは、実姉とその夫の吉田兼隆、実弟覚遍(報恩院権僧正)、実妹光子(日野資矩室)、実子の均光・資前・多田子、養女の今子(嘉久子)、妾の富貴子、家僕の某若狭守親弘・土橋忠種が書写に参加していた事が知られている(是沢恭三「柳原紀光の諸家記録探求に就て」(「国史学」45号(1942年(昭和18年)10月))。


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