東邦電力への改称とは? わかりやすく解説

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東邦電力への改称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:28 UTC 版)

東邦電力」の記事における「東邦電力への改称」の解説

九州電灯鉄道をはじめ合併繰り返した関西電気は、「関西」という社名実態に合わなくなったとして、まもなく社名の変更決定した1922年6月上旬より新社名案懸賞付き公募したところ、20日締切までに短期間ながら応募者数8341名、応募点数1万1900点・社名案1414種を集めた入選した日本電気」「不二電気」「太陽電気」「中央電気」などの案から選考結果東邦電力」を採用し6月26日定時株主総会にて商号を「東邦電力株式会社」と改めた。「東邦」(トウホウ)の社名は、「東の邦(くに)」すなわち日本意味するとともに、「光は東方より」という意味を重ねたのである。また社章職員工業学校教員・生徒から募集し、430点の応募の中から1点選び若干修正加えたものを決定し以後解散まで使用した上記株主総会では役員増員行い合併会社多数あるため取締役は計20名、監査役は8名に及んだ主要な経営陣は、代表取締役社長伊丹弥太郎、同副社長松永安左エ門(ただし伊丹他の事業抱えるためもっぱら松永経営委ねていた)、専務取締役田中徳次郎常務取締役角田正喬神谷卓男桜木亮三竹岡陽一である。同時に定款定め本店名古屋市から東京市へと変更する件も議決し実際に10月までに一部を除く本社業務東京市麹町区丸ノ内東京海上ビルへと移転した。なお総会同日付で、東邦電力ガス事業独立させた東邦瓦斯株式会社と、電気機器の製作・修繕などを営む工作所独立させた株式会社東邦電機工作所の2社が設立されている。 また1922年7月1日管内東西分割し関西支社九州支社置いてそれぞれ業務統括させた。関西支社所管名古屋岐阜四日市奈良各支店と豊橋営業所九州支店所管下関福岡久留米大牟田佐賀長崎佐世保各支店と唐津営業所である。2年後1924年大正13年3月15日支社制は廃止され以降地域は「関西区域」「九州区域」と呼称されるようになった東邦電力となった後の1922年下期末(10月末)時点での電灯供給実績需要家72万2千戸取付個数2015千灯電力供給実績需要家1万4千戸供給馬力121千馬力であった

※この「東邦電力への改称」の解説は、「東邦電力」の解説の一部です。
「東邦電力への改称」を含む「東邦電力」の記事については、「東邦電力」の概要を参照ください。

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