東大谷高等学校とは? わかりやすく解説

東大谷高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 04:39 UTC 版)

東大谷高等学校
東大谷高等学校
北緯34度30分6.7秒 東経135度30分50.5秒 / 北緯34.501861度 東経135.514028度 / 34.501861; 135.514028座標: 北緯34度30分6.7秒 東経135度30分50.5秒 / 北緯34.501861度 東経135.514028度 / 34.501861; 135.514028
過去の名称 大谷裁縫女学校
大谷女学校
第二大谷高等女学校
東大谷高等女学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人大谷学園
校訓 朝に礼拝 夕に感謝
慈悲 いのちをいつくしみ
和合 つながりともに生き
精進 まことの人となろう
設立年月日 1909年
創立記念日 10月14日
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 なし
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース 特進コース
国際コース
進学コース
学期 三学期制
学校コード D127310000209
高校コード 27538H
所在地 590-0111
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

東大谷高等学校(ひがしおおたにこうとうがっこう)は、大阪府堺市南区にある私立高等学校である。

概要

学校法人大谷学園が運営し、真宗大谷派を建学の理念として教育を行っている。親鸞の「みおしえ」に基づく報恩感謝の念を培うという建学の精神に則り、宗教的情操教育を通じて、知・徳・体を備えた調和ある人物の育成を目指している。

2013年に大阪府堺市南区三原台に新校舎となる泉ヶ丘キャンパスに移転し男女共学となった。旧校舎となる阿倍野キャンパスも併用していたが、2015年4月からは泉ヶ丘キャンパスのみを使用。泉ヶ丘キャンパスの校舎は、2014年に第34回大阪都市景観建築賞奨励賞を受賞した[1]

制服は長らく1937年制定のセーラー服であったが、2013年の泉ヶ丘移転・共学化の際に、新しく青色をモチーフにしたブレザーでストライプ柄が特徴的な制服となった(制服は本校説明会で制服候補のファッションショーを行い投票して決定[2])。また、東大谷の頭文字の「h」をかたどったロゴマークも新しく作られ、「上昇」「無限」「加速」「成長」を意味している。

泉ケ丘駅改札を出てから徒歩13分。学校へはスクールバスが運行されている(後述)また、自転車通学も可能である。

沿革

1909年に真宗大谷派僧侶の左藤了秀によって、大阪市東区北久太郎町4丁目(現・中央区久太郎町4丁目)の真宗大谷派難波別院(南御堂)境内に大谷裁縫女学校が設立された。1911年に大谷女学校に改称。

1920年御堂筋の拡幅計画が発表され、学校敷地が道路用地となった。このため、東成郡天王寺村大字天王寺経立(現・阿倍野区共立通2丁目)に新校地を確保するとともに、高等女学校旧制女子専門学校も新設されることとなった。

阿倍野の新校地には、1924年に大谷高等女学校(現・大谷高等学校)、1930年に大谷女子専門学校(のちの大谷女子短期大学)が設立され、1931年に大谷女学校が南御堂から移転した。1936年に高等女学校に改編され、第二大谷高等女学校に改称。1946年に東大谷高等女学校に改称。

学制改革により、1947年に新制中学校の東大谷中学校が設立され、1948年に高等女学校を新制高等学校に改編して、東大谷高等学校に改称。1976年に東大谷中学校が廃校となり、高等学校のみとなっている。

2013年に堺市南区三原台のヤングタウン[3]跡地の一画へ移転し、男女共学となった。

年表

  • 1909年 - 南御堂境内に大谷裁縫女学校を設立。
  • 1911年 - 大谷女学校に改称。
  • 1931年 - 阿部野キャンパスへ移転。
  • 1936年 - 高等女学校に改編。第二大谷高等女学校に改称。
  • 1946年 - 東大谷高等女学校に改称。
  • 1947年 - 新制中学校の東大谷中学校を設立。
  • 1948年 - 高等女学校を新制高等学校に改編。東大谷高等学校に改称。
  • 1976年 - 東大谷中学校廃校。
  • 2013年 - 泉ヶ丘キャンパスへ移転。男女共学化。
  • 2018年 - 大阪大谷大学との9年一貫薬剤師育成プログラム設置
  • 2019年 - 3年生進学コースに「選抜クラス」を設置。従来の進学コースのカリキュラムに加えより多くの演習授業を設置。関関同立・産近甲龍レベルの実力を養成する[4]2017年より先行実施)。

学科

  • 普通科 - 特進・国際・進学各コース
  • 国際コースは、2年で第2外国語が学べる。種類は中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、フランス語がある。

交通

著名な出身者

関係者

関連項目

参照

  1. ^ 第34回 大阪まちなみ賞 受賞作品 -2014- (平成26年)”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2021年2月21日閲覧。
  2. ^ どの制服になるのかな?/東大谷高校の説明会に熱気 -コミュニティ2525(12/06/01)
  3. ^ 泉北ニュータウン内にあった勤労青少年向け単身者住宅。
  4. ^ http://www.higashiohtani.ac.jp/rs/izumigaoka/wp-content/uploads/2017/09/higashi_pharmacist2017.pdf

外部リンク


東大谷高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:03 UTC 版)

南海バス泉北営業所」の記事における「東大谷高等学校」の解説

富田林駅 - 金剛駅前 - 東大谷高等学校 泉大津駅前 - 和泉府中駅前 - 東大谷高等学校 泉佐野駅前 - 熊駅前 - 東大谷高等学校 専用三菱ふそう・エアロスターもしくは日野リエッセII運行

※この「東大谷高等学校」の解説は、「南海バス泉北営業所」の解説の一部です。
「東大谷高等学校」を含む「南海バス泉北営業所」の記事については、「南海バス泉北営業所」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「東大谷高等学校」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東大谷高等学校」の関連用語

東大谷高等学校のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東大谷高等学校のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東大谷高等学校 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの南海バス泉北営業所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS