本支店の現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 04:32 UTC 版)
小籠包は元来肉饅頭であるが、ほかにも野菜入り・キノコ入り・松茸鮮肉小籠(松茸入り)・海老入り・フカヒレ入りなど多種に及び、この中でも最もなのは蟹黄小籠(蟹味噌入り小籠)である。本店ではテイクアウト(持ち帰り)の値段が半額で、テーブル上のティーポットには酢が入っているという。店によって供する種類は異なり、小籠包のみならず各種点心や料理を出しているが、その内容は店ごとに異なっている。 日本の提携店は、2003年4月の六本木ヒルズ店開店を皮切りに、川崎アゼリア店、大阪・心斎橋店を開店した(株)ソーホーズ・ホスピタリティ・グループと、もう一つ別系列の提携店として、大阪市中央区南船場に本社を持つ株式会社南翔が2006年2月に福岡店を開店、次いで大阪・梅田に開店。2012年3月、名古屋のミッドランドスクエアにも支店がオープン。 ソーホーズ・ホスピタリティ系列の提携店では、小籠包以外の点心として焼売・饅頭・デザートを出すが、株式会社南翔系列の福岡店と梅田店は「小籠包とシャンパンの南翔饅頭店」と名乗り、パイ生地・デザートなどの点心のほか、前菜・上海蟹料理・炒飯・炒麺などがメニューに載り、ビール・紹興酒以外にも豊富なワインが揃っているのが特色となっている。 福岡店と梅田店の宣伝によれば、上海豫園本店から経験を積んだ点心師の派遣で「秘伝」と銘打ち、有機栽培の野菜を中心に、味の素などのうま味調味料は一切用いず、鶏の皮を煮込んでつくったゼラチンを餡となる肉に混ぜた肉汁にするという。
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