本土のアマルガム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:18 UTC 版)
「彼岸島の登場人物」の記事における「本土のアマルガム」の解説
5つ首のアマルガム 本名不明。頭部の他に首と胸に4つの首がついた姑獲鳥以上に巨大なアマルガム。山羊のような3本の角を持ち化粧まわしを身に着けている。武器は大鎌。 東都ドームの武道大会に出場し、本選1回戦で姑獲鳥と戦うも成すすべなく首を全て食われ、最後は矛で客席まで投げ飛ばされ死亡した。 バサバサ様 人間の頭に鳥のような体をした巨大なアマルガム。首には人間の腕が無数に生えており、その腕は飾りではなく障害物を壊すなど本来の腕としても機能する。大きな翼を持ち見た目通り空を飛ぶことができる他、翼の先端に爪を隠しており、コンクリートの地面を抉るほどの強力な肉弾戦も出来る。定期的にレインボーブリッジを徘徊しては吸血鬼を手当たり次第捕食するが、貢ぎ物には手を出さないなど律儀な一面もある。豹丸とは何かしらの繋がりがあり、一日五人まで捕食していいという約束を交わしている。 明達がレインボーブリッジに訪れた際に登場し、吸血鬼達を次々に捕食する。しかし、捕食していた吸血鬼から鮫島達人間が遠くに逃げたことを知り、標的を彼らに切り替えて襲い掛かる。囮になった鮫島と樽に潜んでいた明との連携に苦戦し、最後は橋を飛び出して高所からの突進攻撃を仕掛けるが、明に場所を予測され、体を真っ二つに斬られてしまった。 凸様(でこさま)、凹様(ぼこさま) 血の楽園の特別区の門番をしている二体の夫婦のアマルガム。二体とも衣類を一切身に着けていない。標的を挟み込んで押し潰す連携攻撃を得意としている。 凸様はフクロウのような頭をした筋骨隆々の男で、右腕が怪物化しており鋭い爪を持つ。武器は金棒。頭頂部を膨らまして硬くすることができ、その硬さは明の刀も通らない程で防御の他押し潰すための攻撃にも利用される。しかし、常時硬いわけではなく、ここぞというタイミング以外は柔らかい模様。 凹様は体はスリムな女性だが頭は三日月のように細長く、窪みの部分に何重もの歯を持つ巨大な口がある。武器は巨大なハサミ。 特別区の門の前で多数の吸血鬼達と共に明に迎え撃ち、連携を取って徐々に明を追い詰める。しかし、勝次が参戦してからは状況が変わり、再度連携を取って押し潰そうとするが、避けられた隙にヒー坊に串刺しにされて動けなくなり、二人揃って頭を斬られる。それでも生きていたが完全に敗北を悟り、明に二人揃って斬るよう頼み、彼によって完全にトドメを刺された。 なお、凹様は作中では全裸にハイヒールのみの外見をしているが、【48日後…】の34巻表紙ではドレスを着た姿が描かれている。
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