月刊誌時代の卓球レポート
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「卓球レポート」の記事における「月刊誌時代の卓球レポート」の解説
月刊誌「卓球レポート」は、1957年(昭和32年)9月に創刊。初期のサイズはB5で、タイプガリ版6ページ。誌代は無料で送料が年間100円だった。創刊時の名称は「バターフライ・レポート」で、1958年9月に「卓球レポート」に改称した。卓球界では通称として「卓レポ」や「レポート」と呼ばれていた。 卓球レポートは、田舛彦介の「指導者のいない中学生や高校生のための、よい指導書を作りたい」という思いから創刊され、その当時としては珍しかった連続写真を用いた技術解説や、世界チャンピオンやトップクラスの指導者らによる戦術紹介などを展開。「強くなる卓球専門誌」というテーマを掲げ、長らく卓球の指南書として親しまれた。 書店での流通は行っていなかったため、購読は卓球専門店やスポーツ店で購入するか、タマスに直接申し込む方式を取っていた。現在は在庫の残っているバックナンバーのみ購読可能となっている。 卓球用品メーカーであるタマスが発行していた卓球専門誌のため、文中にバタフライ製以外の商品名は登場しない。紹介する選手の使用用具がバタフライ製以外の場合、裏ソフト、表ソフト、合板シェークといった表記がなされていた。 休刊直前の定番企画は、概ね次の通り。 巻頭カラー特集 戦型別ステップアップレッスン 水谷隼の卓球 吉村真晴の攻撃卓球 岸川聖也の今日から使えるレシーブ術 邱建新の卓球論 トップ選手に見るサービスの掟 上達の道しるべ 基本を育む必修ドリル こんなときどうする? 山際トレーニングメソッド 挑戦 スポーツメンタル The GRIP ガンちゃんの卓レポ講習会だより レディース卓球24時 ルールのお悩み相談室 なんでもQ&A トピックス 大会報道/大会記録 主要大会カレンダー スコアボード 世界ランキング 読者の声 全国の卓球用品店
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