邱建新
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/15 02:30 UTC 版)
邱建新 | ![]() |


邱 建新(きゅう けんしん、ちう じゃんしん、Qiu Jianxin 1965年12月26日 - )は、中華人民共和国・江蘇省出身、ドイツの卓球選手[1]、卓球コーチ。 1989年以降、卓球ブンデスリーガの複数のクラブでプレーした。 2020-21シーズンまでTリーグ木下マイスター東京の総監督を務めていた。
略歴
邱建新は1987年に学生世界チャンピオンになり、中国代表にも招集された。 1989年にドイツに渡り、ブンデスリーガのSpvg Steinhagenに入団した。 1990年には Post Mülheim、1992年にはブンデスリーガ2部のフリッケンハウゼンに移籍した。 1995年、フリッケンハウゼンはブンデスリーガ1部に昇格した。 現役引退後は、フリッケンハウゼンで監督を務めた。 2005–2006年シーズンにチームがドイツチャンピオンになると、同年のコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
2014年には日本とヨーロッパの若手の本格指導の拠点としてドイツに「BTTC(バタフライ・テーブルテニス・センター)を設立した。
水谷隼のプライベートコーチになり、リオ五輪でのメダル獲得に貢献した。 2018年からは木下グループ卓球部総監督に就任した。
家族
ドイツ・ブンデスリーガの名門・ボルシア・デュッセルドルフに在籍している邱党は、邱建新の息子である[2]。
主な成績
- 1986年
- 全中国選手権 団体、男子ダブルス優勝
- 2006年
- ヨーロッパ最優秀監督賞を受賞
脚注
出典
- ^ “邱建新(GER)|契約選手|バタフライ卓球用品”. www.butterfly.co.jp. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “【卓球】名将の愛息・邱党「欲しいのは世界ランキングじゃない」見据えるのは2024年パリ五輪”. Rallys. 2021年8月26日閲覧。
外部リンク
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