明治時代の人々
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百崎 喜一(ももざき きいち) 声 - 宮野真守 『リベンジ』第8話、第9話に登場。佐賀を救うためにビラ配りをする青年。ゆうぎりと出会って、彼女に一目惚れした。人懐っこく、人のことを信じようとする純粋さを持つ。仲間思いな性格。 元士族の出身で、7年前の士族反乱で唯一の肉親である父親を失い、途方に暮れていた所を徐福に拾われた過去を持つ。難治県の一つと考えられ、士族反乱の懲罰として三潴県に併合された佐賀を取り戻すという徐福の悲願、そして、佐賀を取り戻して平和な時代を作りたいという自分自身の想いをきっかけとして奮起。佐賀復権活動を始めるに至った。もともとは穏便な方法で佐賀県の独立を目指していたが、佐賀の乱の残党らが仲間に加わり人数が増えたことで収集がつかなくなった挙句、彼らの暴走を許してしまう 。結果、復権運動のリーダーとして陸軍のお尋ね者となり、あわや処刑の憂き目に遭うが、ゆうぎりの計らいで長崎に逃亡するよう促され、彼女が罪を被り処刑されたことで難を逃れた。ゆうぎりの死後、佐賀県は長崎県から独立したが、そこに喜一が関わっていたかは不明である。 伊東 正次郎(いとう せいじろう) 声 - 内山昂輝 『リベンジ』第8話、第9話に登場。2年前に喜一と出会い友人となる。正体は佐賀に潜む逆賊を監視する役人。現代でいう公安スパイ。喜一もまた監視対象であったが、喜一の人柄に触れたことで彼を殺したくないと思うようになり、彼の佐賀復権運動を辞めさせようとしていた。職業柄、写真に撮られることが苦手だった様子。開国したばかりの日本のことを『未熟で歪で野蛮な国』と評しており、ある種の口癖として、そのことを何度も口に上している。喜一の逃亡後、ゆうぎりと一騎討ちをするに至り、その際の詳細な心情は不明だが、あえてゆうぎりに勝ちを譲る形でその命を散らした。 吉右衛門(きちえもん) 声 - 平田広明 『リベンジ』第8話に登場。かつて「抜かずの吉右衛門」や「日比谷の鬼」と呼ばれた明治政府の高官で、京都の島原遊廓でのゆうぎりの贔屓客。妻を亡くし、自身も老齢なこともあり余生を故郷の佐賀県で過ごしたいとして辞職。ゆうぎりを家中として、また自由な世界を見せてあげたいとして彼女を身請けする。廓の主人と女将も彼の人柄を高く評価しており、彼の元への身請けをゆうぎりに薦めている。ゆうぎりも快く承諾して共に佐賀に移り住んだが、数ヶ月後、彼は病に倒れ、ゆうぎりに邸宅を含む財産の一部を譲ってこの世を去った。ゆうぎりに家事をはじめ、護身として剣術を教えている。
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