日本への伝来と日本語訳とは? わかりやすく解説

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日本への伝来と日本語訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 15:39 UTC 版)

抱朴子」の記事における「日本への伝来と日本語訳」の解説

『万葉集』巻5の山上憶良沈痾自哀文」に『抱朴子極言篇からの引用があり、早くから日本伝わっていたことがわかる。『日本国見在書目録』にも道家抱朴子内篇21雑家抱朴子外篇50見えている和刻本としては元禄12年1699年)、享保11年1726年)、文化9年1812年)のものがある。元禄12年本は明万暦12年1584年)の慎懋官刊本をもとにして訓読加えたのである享保11年本も同様だが、元禄本に欠落があったため、修正行っている。 近代翻訳は『世界聖典全集』に内篇翻訳読み下し)を収めるのが古い。 『道教聖典小柳司気太飯島忠夫訳、世界文庫刊行会〈世界聖典全集〉、1923年戦時中岩波文庫にも内篇読み下し収めるが、詳細な注がつけられており、現在も参照される。 『抱朴子石島快隆訳注岩波文庫1942年。(のち復刊外篇訳注御手洗勝『抱朴子外篇簡注』(油印、広島大学中国哲学研究室、1965-1970)にはじまる。 中国古典新書翻訳は、抜粋読み下し本文対照し現代語による解説加えている。 『抱朴子村上嘉実訳、明徳出版社中国古典新書〉、1967年現代日本語訳本田済よるもの1969年出版された。内篇については抄訳だったが、のちに平凡社東洋文庫収められた版では完訳になっている。 「抱朴子」『抱朴子列仙伝山海経本田済訳、平凡社中国古典文学大系 8〉、1969年。 『抱朴子本田済訳、平凡社東洋文庫1990年。(内篇外篇1・外篇2の3冊) 角川書店尾崎正治訳)のものは抜粋本文読み下し口語訳解説である。 『抱朴子列仙伝尾崎正治平木康平大形徹訳、角川書店鑑賞 中国古典 9〉、1988年ISBN 4045909095。

※この「日本への伝来と日本語訳」の解説は、「抱朴子」の解説の一部です。
「日本への伝来と日本語訳」を含む「抱朴子」の記事については、「抱朴子」の概要を参照ください。

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