日本の小説作品
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「アルセーヌ・ルパン」の記事における「日本の小説作品」の解説
南洋一郎 ポプラ社文庫で翻訳を担当した人物。自分の作品に登場させたり、少年少女向け編訳版『ピラミッドの秘密』に模作を紛れ込ませている。上記ボワロー=ナルスジャック作品もその全集には含まれていた(旧版のみ。新全集からはパスティーシュ作品は除外されている)。『ピラミッドの秘密』は出だしこそルブランの原作が存在するが途中からは南の創作だろうとされている。ただし、南自身はアメリカの古い児童向け雑誌に掲載されたものがもとになっているという趣旨の事を書いている。『蒙古王の宝冠』、『怪盗ルパンと佐久良探偵』 『ピラミッドの秘密』 『女賊とルパン』 江戸川乱歩 下記の作品以外に、怪人二十面相などにもその影響がみられる。『黄金仮面』 西村京太郎 上記の江戸川乱歩の作品も踏まえて明智小五郎がルパンと再対決している。この作品では、エルキュール・ポワロ、エラリー・クイーン、ジュール・メグレも登場。日本に不慣れなルパンに対し、怪人二十面相が助力している。『名探偵が多すぎる』 芦辺拓 『真説 ルパン対ホームズ』では、ショルメではなくホームズとの対決を描いている。 『少年は怪人を夢見る』では、ある少年が怪人二十面相になるまでが描かれ、芦屋暁斎や左右田五郎などと出会い、名前も顔も失っていく中で部下になった人物として黄金仮面が登場。『真説 ルパン対ホームズ』 『少年は怪人を夢見る』 保篠龍緒 『青色カタログ』 『空の防御』 『鐘楼の鳩』 横溝正史 『ルパン大盗伝』(奇巌城の翻案) 『海底水晶宮』(水晶の栓の翻案) 島田一男 『ルパン就縛』 北杜夫 『怪盗ジバコ』 若いころのジバコが老ルパンと出会うエピソードがある。 井上宗和 『ルパン残影 フォル・ラ・ラッテ城の秘密』 伊吹秀明 『シャーロック・ホームズの決闘』 二階堂黎人 『ルパンの慈善』 『カーの復讐』 斎藤肇 『青い絹のスカーフ〜ルパンの事前〜』 小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえ 『みんなの怪盗ルパン』
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