日本における本曲の著名な事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 18:39 UTC 版)
「インペリアル・マーチ」の記事における「日本における本曲の著名な事例」の解説
「スター・ウォーズ」公開当時、映画の大ヒットによってこの曲も有名になり、SFマニア達の間では自然発生的に歌詞の無い本曲に適当な歌詞(例:「牛乳と~コッペパン~コッペパン」)を付けて口ずさむ替え歌遊びが静かに流行する。当時日本SF大会などでは大勢で歌われた事があった。中でも岡田斗司夫が作詞した(赤井孝美と言う説もある)「帝国は~とても~強い」で始まるものは特に有名になり、1983年の日本SF大会大阪コンベンション(DAICON4)の広報企画として参加者に配布されたカセットテープ「プログレスレポート」にも収録されたほか、1980年代後半の漫画『気まぐれコンセプト』で紹介され、全国的に有名になった。 1990年代後半、日本テレビの人気バラエティ・『進め!電波少年』において、プロデューサーである土屋敏男(Tプロデューサー)登場の際に本曲が用いられた。この番組ではTプロデューサーが番組に出演した芸人に強権を発動して、非常識な無理難題(現在で言うところの「無茶振り」)を強いた事から、この曲は「悪の大ボスのテーマ」として「スター・ウォーズ」を見ていない若い世代にも認知された。だが一方で『電波少年』に“悪用”されたと憤慨した「スター・ウォーズ」ファンも少なからずいた。 2005年に栗コーダーカルテットが『ウクレレ・フォース』でカバーした「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」は、通称「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」と呼ばれ、原曲の威圧的なイメージとは遠くかけ離れた笛(アンデス25)の柔らかい音感が醸しだす脱力感とミスマッチが人気を呼び、バラエティ番組等にてしばしばBGMとして用いられる。『太川蛭子の旅バラ』においては、蛭子能収のテーマ曲として「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」がたびたび流されていた。後に同枠内の企画「バスvs鉄道乗り継ぎ対決旅」にて、番組内で鬼軍曹と呼ばれる鉄道チームリーダー・村井美樹のテーマ曲として本曲が用いられている。 フジテレビの脳内エステIQサプリでモヤッと感がピークに達すると、「ハコ投げ(箱ごと「モヤッとホール」に運び中身を全てぶちまける行為)」のテーマ曲として使用している。 日本テレビのロンQ!ハイランドにおいて、2007年3月4日からスタートしたプープー星人の逆襲でプープー星人達が登場する時に本曲が用いられている。後にプープー星人の他出演者への揶揄の際にも使われるようになった。 芸人であり、またミュージシャンでもあるこまつは、坂本九の「上を向いて歩こう」と本曲を織り交ぜた楽曲を演奏する事で有名となった。 プロボクシングの東洋太平洋2階級チャンピオンだった佐々木基樹が入場曲に使用していた。
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