日本におけるハロン棒とは? わかりやすく解説

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日本におけるハロン棒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 08:14 UTC 版)

ハロン棒」の記事における「日本におけるハロン棒」の解説

日本場合は、フランス同じくメートル法での距離を採用しているので、200メートル単位ハロン棒設置している。また実際の距離の1/100の距離の数字表示している競馬場があり、それらの競馬場においてはたとえば「8」だと残り800メートル、「16」は1600メートルそれぞれ意味していることとなる。なお、日本ではゴールまで残り3ハロン地点を「三分三厘」と呼ぶことがある中央競馬では芝コースダートコースハロン棒の色が異なっていて芝コースのものは赤と白で数字の表示部分丸形ダートのものは水色と白で数字の表示部分四角または三角。また数字の表示部分は、芝コース原則として白地に赤数字内回りコース外回りコースがある新潟中山・京都・阪神での外回りコース用の表示札幌東京中京でのポケットから周回コースに向かう走路上の表示赤地に白数字ダートコース原則として白地水色数字小倉白地に赤数字となっている。 中央競馬ではかつてゴール板まで残り100メートルところにも「1」のハロン棒設置されていたが1993年ジャパンカップにおいてコタシャーン騎乗していたケント・デザーモ騎手残り100メートルハロン棒ゴール板誤認することなどがあり、1997年すべてのJRA競馬場から撤去された(現在は残り100メートル地点の内柵に「100」の数字書かれている)。地方競馬では2013年時点でも大井笠松残り100メートルを示すハロン棒があり、浦和競馬場では100メートル間隔でハロン棒立っている。廃止され福山ではさらに残り50メートルを示すハロン棒もあった。 阪神新潟では芝コース内回り外回りで距離が異なるが内外の距離差が200メートル割り切れる阪神競馬場400メートル新潟競馬場600メートル)ので、2種類表示合わせて表示している。中山京都では内回りコースハロン棒大きく出すが、外回りコース赤色の細いポール立てて表示する地方競馬大井ではスタンド改築工事に伴う競走施行距離変更に伴いコース内の一部ハロン棒表示が「1.9」「0.9」などに書き換えられていた。現在はもとに戻されている。 なおハロン棒は単にゴールまでの距離を明示するだけでなく、各200mごとのラップ分かり、1200mの場合最初の3ハロン、1600mの場合は4ハロン、2000mの場合は5ハロン前半途中計時分かるので、そのレース全体ペース分かりスタンドから見てレース展開のポイント判断できることになる。また最後の上がり3ハロンラップはその馬の末脚計る重要な数字である。日本場合はこの最後の3ハロン数字重要視するが、米国では最後の2ハロン数字重要視している。

※この「日本におけるハロン棒」の解説は、「ハロン棒」の解説の一部です。
「日本におけるハロン棒」を含む「ハロン棒」の記事については、「ハロン棒」の概要を参照ください。

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