新濃尾大橋
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新濃尾大橋 | |
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基本情報 | |
国 | ![]() |
所在地 | 愛知県一宮市 - 岐阜県羽島市 |
交差物件 | 木曽川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 岐阜県道118号・愛知県道135号羽島稲沢線 |
着工 | 2012年(平成24年) |
開通 | 2025年(令和7年)5月24日 |
座標 | 北緯35度17分17.3秒 東経136度43分05.0秒 / 北緯35.288139度 東経136.718056度座標: 北緯35度17分17.3秒 東経136度43分05.0秒 / 北緯35.288139度 東経136.718056度 |
構造諸元 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
新濃尾大橋(しんのうびおおはし)は、愛知県一宮市東加賀野井と岐阜県羽島市下中町加賀野井の間の木曽川に架かる、岐阜県道118号、愛知県道135号羽島稲沢線の橋梁である。
概要
濃尾大橋の慢性的渋滞の解消を目的として計画された。1999年(平成11年)に架橋位置が決定されている。東海道新幹線木曽川橋梁および名神高速道路木曽川橋の下流1km付近に架橋され、アクセス道路は岐阜県道118号・愛知県道135号羽島稲沢線および愛知県道129号一宮津島線のルート変更で対応した。周辺の用地取得問題や橋建設予定地周辺に希少種の淡水魚「イタセンパラ」の生息地がある等の問題があり橋本体の着工が遅れていたが、2012年(平成24年)10月16日に着工した[1]。
橋脚工事はニューマチックケーソン工法(圧気工法)を採用し、河川内に8本の橋脚が配置される[2]施工業者は名工建設株式会社[2]。床版の施工会社は株式会社横河ブリッジ[2]。その他(舗装など)は株式会社渡邊組[2]、株式会社イチテック[2]が施工会社である。
完成は着工から10年後の2022年(令和4年)6月30日を予定していた[2]が遅れており、2021年(令和3年)1月時点での完成予定は2020年代半ばとなっていたが[3]、2023年(令和5年)8月3日の新濃尾大橋架橋促進期成同盟会の総会で、2025年(令和7年)度開通予定であることが報告された[4]。
2025年(令和7年)3月6日、名称が「新濃尾大橋」で正式決定した[5]。
なお、新濃尾大橋供用開始後の愛知県営西中野渡船(通称中野の渡し)の運航については、2026年(令和8年)3月まで愛知県が運営主体のまま運航される[6]。
2025年(令和7年)3月28日、新濃尾大橋の開通日が同年5月24日に正式決定した[7][8][9]。5月24日、開通式典が行われ、1.6kmの取り付け道路を含めた区間が開通した[10]。総事業費は約290億円。
主要諸元
ギャラリー
脚注
- ^ “「新濃尾大橋」が着工 愛知”. 中日新聞 (中日新聞社). (2012年10月18日). オリジナルの2012年10月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e f g h i j 建設現場案内標識(愛知県)(岐阜県)による。
- ^ 一宮市長メッセージ6月号
- ^ “新濃尾大橋、25年度に開通 期成同盟会総会で報告”. 中日新聞Web (2023年8月4日). 2023年8月20日閲覧。
- ^ “木曽川に架かる新設橋梁の名称について” (PDF). 愛知県建設局道路建設課 (2025年3月6日). 2025年3月6日閲覧。
- ^ “"渡船の廃止"に存続を願う多くの人々の声 新大橋開通の陰で… 県営から市営に変更し存続へ 愛知県一宮市と岐阜県羽島市をつなぐ「中野の渡し」”. 2025年5月13日閲覧。
- ^ “一般県道羽島稲沢線 新濃尾大橋が開通します”. 愛知県建設局道路建設課 (2025年3月28日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ “一般県道羽島稲沢線 新濃尾大橋が開通します”. 岐阜県道路建設課 (2025年3月28日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ “一般県道羽島稲沢線 新濃尾大橋が開通します” (PDF). 岐阜県道路建設課 (2025年3月28日). 2025年3月29日閲覧。
- ^ “「新濃尾大橋」が開通 愛知県一宮市と岐阜県羽島市結ぶ、渋滞緩和や緊急輸送路として期待”. 中日新聞 (中日新聞社). (2025年5月24日) 2025年5月26日閲覧。
固有名詞の分類
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