新しき8星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:30 UTC 版)
「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の記事における「新しき8星」の解説
ポルカ・リン・ウッド ポルカ編の主人公。新しき8星のひとり。不器用な性格だが、情に篤い男。リズと共にサーカス団で曲芸師を務めていたが、行方不明となったリズを探すため塔士団に入団する。父親から受け継いだ朱鳥術の才能に開花する。 リズ・リン・ウッド ポルカの妹。かつては兄と同じサーカス団に居たが、死色を前に連れ去られる。母親から受け継いだ玄武の術の才能を開花させる。 ゼノン・アウスバッハ 現ロアーヌ侯でミカエルの子孫。世界中に出現した塔を調査するために塔士団を結成した。 作中において塔士や異世界の戦士たちの活躍によって死食を止めることに成功するが、妄言を流布して世を乱したとしてメッサーナ皇帝・フェイガンによって静海内の小島に幽閉される。 ヴァルドー 侯国塔士団の筆頭監督官。ロブスター族で体表の色は紫色で、左腕はドリル。絶滅危惧生物保護司官としても活動している。ロブスター族の英雄とされているボストンを尊敬している。 ようせい / ブラウニー ようせい族の生き残り。かつてスカチーニの屋敷に捕らわれていたところをヴァルドーに救われた。相手の術を打ち消す能力を持つ。 作中において東の魔女の娘との戦いの中で石化してしまうが、ようせい族の隠れ里で療養し復活。その際、タチアナから「ブラウニー」と名付けられた。 シン・ドゥ 泥の国の学士でジン・ダーハオの一番弟子。ダーハオの弟子の中では古株で、特に弟弟子のイーヌオからは慕われている。容姿は小太りな中年男性だが、驚いたときの声は幼い少女を思わせる。 同名の人物は物語序盤から登場するが、1部1章終盤でダーハオが変装していたことが判明する。シン・ドゥ本人は1部2章冒頭で初めて登場し、ダーハオとともに事件の首謀者カルマンを追跡する。その後ともに囚われたダーハオの全ての力を託され、1人逃がされる。当初は受け継いだはずの力を使うことができず、ダーハオの計画に利用される形となっていたことから疑心暗鬼となるが、それでもダーハオを信じ続けた。後に1部2章終盤に再会した消滅間際のダーハオから全ての真実が伝えられ、自分を利用していたダーハオの計画はイゴマールの仕業であったことが発覚し、併せて自らが託した力が使えないのは「自身を信じていないから」だと諭され、ダーハオの後継者としての期待を託される。 マドレーン ゲッシア朝ナジュ王国の女剣士。ハリードの再来と呼ばれている。 作中において災厄に立ち向かうためにカムシーンを求めているが、後に諸王の都を訪れこれを得ている。その際、早世した兄の幻に出逢うがそれを振り切った。 東の悪しき魔女 / イーヴリン 900年前の魔王の時代に滅ぼされた、星読みの巫女の村の唯一の生き残り。魔王への復讐心から魔女と化し、長年に渡り魔力を持つ少女たちをさらって永遠の命を与えて娘として使役していた。なお、当時村を滅ぼしたのは魔王本人だと記憶していたが、後に魔王を騙る偽者であったことが判明している。 作中において500人目の娘としてリズをさらうが、ポルカたちとの壮絶な戦いの末に倒され、その後レオニードの血を受けて新たな命を得て新たな8星として協力することになる。吸血鬼の血を受けると不死身となるが、代償として吸血鬼の下を離れると灰となって消滅してしまう。イーヴリンは自前の強い魔力で姿を保つことができているが、1部2章終盤に自らの記憶を呼び起こす代価として吸血鬼の血の力が消滅、遠からず灰と化してしまうことがレオニードによって示唆された。
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