教会同盟とは? わかりやすく解説

教会同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 08:38 UTC 版)

大正改訳聖書」の記事における「教会同盟」の解説

1906年6月12日東京最初新約聖書改訳常置委員会開催された。委員ミッションの代表と米国英国スコットランド聖書会社からなっていた。これにより、1910年1月11日改訳委員会についての取り決めなされた1.委員会により、議長1名、書記2名、会計1名が任命される。 2.初期のうち1名は日本人委員、1名は外国人委員とする。 3.テキストとしては英国聖書会社発行ネストレ聖書用い問題箇所改正英訳聖書(Revised Version)を参考にし、ギリシア語のできる委員3分の2によって決める。 そして、改訳委員氏名として、チャールズ・デヴィソン(Charles S.Davison)、ヒュー・フォス(Hugh J Foss)、D・C・グリーン、チャールズ・ハリントン(Charles K.Harrington)、別所梅之助藤井寅一、川添松山の8名が挙げられた。 日本のプロテスタント親睦組織である福音同盟会は、聖書改訳の特別委員本多庸一星野光多2人委嘱する2人宣教師米国英国聖書会社との交渉改訳委員選定あたった1906年(明治39年)に福音同盟会解散する新たに日本基督教会同盟発足させるために最後会合を行う。福音同盟会会長により、本多庸一星野光多元田作之進綱島佳吉渡辺元の5名が選出される聖書改訳計画日本基督教教会同盟に引き継がれ翻訳委員選ばれた。1910年(明治43年)1月20日松山高吉英国聖書会社パロットから委員就任依頼を受ける3月12日東京基督教青年会館改訳委員会第1回会堂開催されD・C・グリーンジョン・ダンロップ(John G.Dunlop)、ヒュー・フォス、別所梅之助松山高吉の5人が出席した柏井園辞退する3月14日には第2回会合では、ヘンリー・ルーミス4月から出席することと、川添万寿得藤井寅一が追加された。C・デヴィソンとC・ハリントンも加わる。第2回会合松山高吉改訳について10箇条になる意見述べた。それは、4月13日改訳委員会によりほぼ了承された。 翻訳のために採用されギリシア語原典ネストレ版の原典かウエストコット-ホルト版(Westcott and Hort)に加えて、英語の「改訂訳」(Revised Version)を参考にしたと言われる

※この「教会同盟」の解説は、「大正改訳聖書」の解説の一部です。
「教会同盟」を含む「大正改訳聖書」の記事については、「大正改訳聖書」の概要を参照ください。

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