東京キリスト教青年会会館
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東京キリスト教青年会会館(とうきょうきりすときょうせいねんかいかいかん)は、神田美土代町にかつてあった東京青年会(現・東京YMCA)の本部会館である[1]。1894年(明治27年)に建設され、神田錦町にあった映画館錦輝館と共に青年の交流の場であった。その後、1992年(平成4年)に改築され、東京YMCAの本部会館として2003年(平成15年)まで使用された。基督教青年会館、東京基督教青年会館、神田の基督教青年会館、東京青年会館、神田YMCA、YMCA神田会館など様々な呼称がある。
注釈
- ^ 日本の超教派の青年運動として出発し、諸教会、諸会派の伝道や奉仕の具体的な活動のために協力する超教派的な支えた存在として誕生した。会長が小崎弘道、役員は井深梶之助、田村直臣、植村正久であった。(高橋 2003, pp. 128)、(高橋 2003, pp. 249)
- ^ 内村鑑三、植村正久、小崎弘道、柏井園の4名が集まった。(鈴木 2006, pp. 117–118)
- ^ これが「日本初の創作オペラ」の上演となる。
- ^ ジョン・ダンロップ (宣教師)はD・C・グリーン、フォス[要曖昧さ回避]、別所梅之助、松山高吉と共に会堂に出席した。議長はグリーンが選ばれ、ダンロップは別所と共に書記に選ばれた。3月14日には二回目の会堂が開かれて、ヘンリー・ルーミスが4月より参加、川添万寿得と藤井寅一が委員として追加されることが決まった。(鈴木 2006, pp. 120)
- ^ 自宅から会館までの葬列(小林富次郎葬儀)を撮影した映像は日本最初の短編ドキュメンタリー映画になる。
出典
- ^ 落合 1988, pp. 923
- ^ a b 東京YMCAの歴史
- ^ a b c d 東京YMCA『日本初の室内温水プール創設』
- ^ 東京YMCA『YMCA 健康教育の歴史』
- ^ 鈴木 1988, pp. 47
- ^ 勝地 2015
- ^ 鈴木 1988, pp. 51
- ^ 鈴木 1988, pp. 55
- ^ 鈴木 1988, pp. 57
- ^ 鈴木 1988, pp. 59
- ^ 東京で百五十軒が新たに開店(昭和19年2月24日 毎日新聞(東京 夕刊))『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p369 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 桑田秀延 『東京神学大学二十年史』 東京神学大学、1964年、16頁
- ^ “東京YMCA、負債58億で神田の本館売却へ”. 「読売新聞」(2002年5月14日)の転記. 2016年12月30日閲覧。
- ^ 澤田 1988, pp. 859
- ^ “旧・東京YMCAホテルTokyo YMCA Hotel(N/A)東京都23区&周辺のホテル&旅館”. 東京情報BOXbyediaport. 2016年12月30日閲覧。
- 1 東京キリスト教青年会会館とは
- 2 東京キリスト教青年会会館の概要
- 3 脚注
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