とうえい‐ほう〔‐ハフ〕【投影法】
投影
投影(とうえい)とは、もともとは「光をあてて影を映し出す」ことだが、ラテン語から来た用語(例えば英語: projection、原義:前に投げ出す)の訳語として用いられ、“projection”の多義にしたがって、意味が広がった。
- 設計・製図関連 - 3次元の対象物を2次元の平面に正確に描写するための手法。「投影図法」「投影画法」ともいう。 投影 (図学) を参照。
- 心理学関連 - 曖昧な設問により回答者の心の内面や性質を明らかにしようとする手法。「投射法」ともいう。代表としてロールシャッハテストなど。投影 (心理学) を参照。
- 地図関連 - 地球上の位置を平面描写するための手法。 投影法 (地図) を参照。
- 数学・物理学関連 - 影を落とすことと、その抽象的な表現。射影を参照。
- 映画・写真関連 - スクリーンに映すこと。映写を参照。
- 化学関連 - 分子の立体構造を平面上に書き表す手法。投影式を参照。
- 流体力学関連 - 「投影法」は、数値流体力学の解法のひとつ。射影法を参照。
関連語
- プロジェクタ - 投影機とも呼称する。
投影法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 20:04 UTC 版)
比較的あいまいな刺激を用いて、被験者に何らかの課題の達成を求める検査法。あいまいな刺激に対しては、被検者の無意識が投映されるという仮定に基づいている。被検者の無意識的側面が把握できる、回答を意図的に操作する事が難しいという利点がある一方、被検者への心理的負担が大きい、検査結果の整理が煩雑である、検査の信頼性、妥当性に難点があるなどの欠点もある。これに対してコンピュータプログラムによる簡便化、システム化を行うことで欠点を補っている。
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「投影法」の例文・使い方・用例・文例
- 地球の柱のうちの1つに関する点のある円錐上への地球の地図投影法
- メリディアン子午線と緯度線によって形作られる四辺形が地図上で地球上の領域に合致しているような地図投影法
- 投影法と対比されるように、人格目録は人格の直接試験である
- 円筒図法という地図投影法
- 心射図法という地図投影法
- 多面体図法という地図投影法
- 地図投影法という,地図を作る方法
- 展開図法という地図投影法
- 透視画法という地図投影法
- 透視図法という地図投影法
- 平射図法という地図投影法
- 横メルカトル図法という地図投影法
- 星形図法という地図投影法
- 正投影法で,側画面という画面
- ステレオ図法という地図投影法
- ランベルト図法という地図投影法
- ハンメル図法という地図投影法
- ボンヌ図法という地図投影法
- UTM図法という地図投影法
- 正距方位図法という地図投影法
投影法と同じ種類の言葉
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