戦闘機・訓練機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 07:24 UTC 版)
F-16 61機 1988年、ピース・ナレースワンIでF-16 OCU Block 15単座型8機と複座型4機の導入。 1990-91年、ピース・ナレースワンIIでF-16 OCU Block 15単座型6機の導入。 1995年、ピース・ナレースワンIIIでF-16 OCU Block 15単座型12機と複座型6機を導入。 2000年7月、ピース・ナレースワンIVでF-16の増強を決定、2002年、アメリカからF-16 ADFの中古機16機を導入。F-16A OCU Block 10の2機を交換部品用に購入。 その後、シンガポールからBlock 15の単座型3機と複座型4機を寄贈された。 JAS 39 新攻撃機調達計画 - タイではタイ王国空軍第20攻撃機計画として知られており、タイ空軍は老朽化したF-5戦闘機の代替として3種のモデルについて購入検討を行い、2011年までに12機の機体を導入する予定であった。検討された戦闘機はアメリカのF-16C/D Block 50/52、ロシアのSu-30MKIT、そして、JAS 39だった。 2007年10月17日の記者会見において、6機のJAS 39C/Dとさらにオプション6機以上を導入するとチャリット・プックパースック空軍大将が発表した。その後、12機のJAS 39、2機の早期警戒エリアイレーダー搭載サーブ 340、1機のサーブ 340、導入機体に関する訓練と技術移転、RBS-15艦対艦ミサイルを2期に分けて導入されることになった。 第1期(ピース・スワンナプームI)2008年-2012年、JAS 39 6機、エリアイレーダー搭載サーブ 340 1機。 第2期(ピース・スワンナプームII)2013年-2017年、JAS 39 6機、エリアイレーダー搭載サーブ 340 1機、サーブ 340 1機。 2008年8月、内閣が第1期導入計画予算を承認。予算規模は第1期は190億バーツ(約610億円)、第2期6機が154億バーツ(約495億円)となっている。この第1期190億バーツ相当の予算には、JAS 39 6機(単座Cモデル2機、複座Dモデル4機、およびサポート・訓練・スペアパーツ)。さらに、エリアイレーダー搭載サーブ 340 1機、データリンク・システム、スウェーデンへの修士学生92名分の奨学助成枠の契約内容が含まれている。 2008年2月11日、グリペン購入契約書をスウェーデン軍軍需品管理局で締結。 2011年2月22日、第1期JAS 39 6機がスラートターニー空軍基地に配備された。 独自開発練習機 - 2007年11月5日、タイ空軍によって開発された新たな試作練習機B.Cho.2(บ.ชอ.2)がチャリット空軍大将によって公式に発表された。開発プロジェクトは2年前から始まり、費用3,000万バーツ。この練習機はタイ空軍で就役していたアエルマッキ SF-260をベースにライセンス再設計された機体。この試作機は、ガムペーンセーン空軍基地のタイ空軍航空教育学校と第604民間パイロット教育飛行隊で初等訓練機として使用することを目的としたタイ空軍モデル-6(RTAF-6)開発のためのテストに使用される。 複発エンジン練習機 - タイ空軍は双発エンジン航空機の訓練に使用する目的で6機のDA42の購入を承諾した。
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