愛宕堰
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疏水の概要 | ||||||||
■疏水の所在 若林区保春院前丁3−1地先(仙台市役所若林区役所前親水公園) ■所在地域の概要 七郷堀幹線用水路は、仙台平野の農地の受益地を持つ本市最大の幹線用水路であり、仙台市若林区役所前を流れる農業用の水路として施設の老朽化と用水の安定供給を図り平成5年に親水公園として整備している。 ■疏水の概要・特徴 七郷堀は藩政時代の慶長5年の1600年代に仙台藩当主伊達政宗によって城下を開設するに当たり、城下の農業用水・防災用水・生活用水等として大変重要な幹線水路であり、水路を活用した舟運の重要拠点であり、舟丁や南材木町、染色産業の南染師町等の地名を残す等、地場産業の発展にも活用されてきた。七郷堀は地域住民は勿論、区役所を訪れる市民の憩いの場としても利用できる水路を水辺公園として整備し、レクレーションを通じて農業用水路に対する市民意識の高揚と水に対する認識の場として現在使用されている。 又、非かんがい期は水利権の関係で取水を停止するとゴミの不法投棄や合流式下水道からの流入など都市型問題が発生し、市民から景観・水環境の改善を望む要望が高まり、水辺の空間と環境改善を目的に環境用水として平成17年に水利権の許可を取得して年間を通して通水が可能になった。 |
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