床島用水
|  | 疏水の概要 | ||||||||||||||
| ■疏水の所在 福岡県久留米市（北野町・宮ノ陣町）、三井郡大刀洗町の一部、小郡市の一部 水路延長約３９３㎞、受益面積約３，０００ha ■所在地域の概要 筑後川中流域右岸に展開。筑後平野北部に位置し、農業人口は多く、豊かな水と温暖な気候に恵まれた農村地域です。 ■疏水の概要・特徴 １７１２年（正徳２年）草野又六（久留米藩士）と五庄屋により床島堰が築造されて以来、３９３㎞に及ぶ水路により約３，０００haの水田に潅漑を続けています。昭和２８・３８年の水害を契機に改修され、近代的構造及び付帯施設への転換が行われましたが、弛まない水の流れは今も先人達の開拓への思いを私達に語りかけています。また、当該地域は広範囲にまたがっており、三大河川一つ筑後川の中流に位置し、現在も日々農業用水として、作物を育み、地域を潤し続けています。その一方で集落地域においては防火用水・悪臭防止等に利用され、また地域排水の受け入れを行うなど、地域用水としても利用されています。今後は進む農業形態の変化への対応を目標としています。 | ||||||||||||||||
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