役木の例とは? わかりやすく解説

役木の例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/28 00:17 UTC 版)

役木」の記事における「役木の例」の解説

正真木しょうしんぼく)庭の中の主木で、景の中心となるマツモチモッコクなど常緑高木使用される。 景養木(けいようぼく)正真木とは対比的使用される景観的には正真木を補う形となる。したがって正真木針葉樹だったら広葉樹を、正真木広葉樹なら針葉樹使用する寂然木(せきぜんぼく)南庭東側植え樹木枝葉青く美し常緑樹などを使用する夕陽木(せきようぼく)南庭西側植え樹木カエデなどを使用する見越しの松みこしのまつ)庭の背景構成し前面の景を引き立てる役割がある。 燈籠控えの木(とうろうひかえのき)石灯籠の脇や後ろ植える木で常緑樹使用される。 灯障りの木(ひざわりのき)枝葉石灯籠火口を覆うように植える木でカエデなど落葉樹使用する。 垣留めの木(かきどめのき)袖垣植える木でウメ好まれるウメ植えたときには「袖ヶ香」と呼ばれる。 庵添えの木(いおりぞえのき)茶庭において茶室の軒や腰掛待合四阿などの近く植えて風情をだす木である。建物周り植え調和を出す木として使用されている。 橋本の木(はしもとのき)橋のたもと植え枝葉水面に映る風情を楽しむ。シダレヤナギカエデのようなしなやかなを持つ木が良いとされる。 鉢請けの木(はちうけのき)つくばい縁先手水鉢添える木である。枝葉手水鉢穴にかかるように植える。「鉢囲みの木」ともいう。 井戸会釈の木(いどあしらいのき)井戸井筒の脇に添える木である。マツウメヤナギ使用される飛泉障りの木(ひせんざわりのき)滝の手前に添えて滝口を隠す木である。奥山の情景もかもし出す。 門冠りの(もんかぶりのまつ)古書にはないが、古くから役木の一として扱われる正門の右か左に植え一つが門の上伸びるようにする。アカマツクロマツ使用されるラカンマキイヌマキなどマキ類も代用される

※この「役木の例」の解説は、「役木」の解説の一部です。
「役木の例」を含む「役木」の記事については、「役木」の概要を参照ください。

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