役所職員の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:24 UTC 版)
環境省職員の中には、環境省の庁舎内を環境大臣小池百合子の指示により、冷房設定を28度にしたところ、OA機器の排熱や日差しにより、室温30度近い部署が続出し、労働環境が摂氏36度超えの部署まで発生したため、官僚から「労働安全衛生法違反だ」と批判が挙がった。違法との指摘を受けて、エアコンの設定温度ではなく室温を28度以下に変更した。 兵庫県姫路市の市長である清元秀泰は、2019年(令和元年)7月1日に「労働環境を快適にして、仕事の効率を高めたい」との考えから「働き方改革の一環」として、姫路市役所でのエアコンの設定温度を、28度から「25度」に下げると発表した。設定温度を下げる理由は、28度では電力エネルギー消費量を15%程度下げられる反面、労働生産性が平均して6%下がり、8時間の仕事では29分間の残業が増え、結果として仕事能率が下がることを挙げている。
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