彌次郎兵衛とは? わかりやすく解説

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やじろべえ〔やジロベヱ〕【弥次郎兵衛】

読み方:やじろべえ

【一】東海道中膝栗毛中の人物。江戸住人で、喜多八とともに失敗こっけい演じながら東海道京・大坂を旅する

【二】荷物振り分けにした姿の【一】かたどったところから》玩具の一。短い棒に人形をつけ、その両手長くして端に重りをつけ、中心の棒を支えるだけでうまく釣り合いがとれて倒れないようにこしらえたもの。釣り合い人形与次郎人形与次郎兵衛

弥次郎兵衛の画像

弥次郎兵衛

読み方:ヤジロベエ(yajirobee)

人形左右両端重しをつけた玩具


弥次郎兵衛

作者山口洋子

収載図書演歌の虫
出版社文芸春秋
刊行年月1988.2
シリーズ名文春文庫


弥次郎兵衛

作者木山捷平

収載図書井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど
出版社講談社
刊行年月1995.8
シリーズ名講談社文芸文庫


弥次郎兵衛

読み方:ヤジロベエ(yajirobee)

作者 木山捷平

初出 昭和40年

ジャンル 小説


ヤジロベエ

(彌次郎兵衛 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/08 04:12 UTC 版)

ヤジロベエ弥次郎兵衛、ヤジロベーとも)とは、日本の伝統的な玩具。人の形をしていて、胴の先が細くなっており、左右に伸びた手の先についている重りでバランスをとる。釣合人形ともいう。英語でいうバランストイ(balance toy)に分類され、バランストイのことをヤジロベエということも多い[1]


  1. ^ a b c d e f g 新関伸也, 「中学校における工作・工芸題材の可能性 : 角棒材による「やじろべえ」制作をとおして」『美術教育』 1998年 1998巻 277号 p.49-54, 日本美術教育学会, doi:10.11356/arted1951.1998.277_49


「ヤジロベエ」の続きの解説一覧

弥次郎兵衛(やじろべえ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 03:06 UTC 版)

東海道中膝栗毛」の記事における「弥次郎兵衛(やじろべえ)」の解説

東海道の旅に出発当時数え歳50歳(満49歳)。屋号は「面屋」。肥っていて、作者によると「のらくら者」「ただのおやじ也」という。作中では下俗で軽薄な性格設定がされているが、一方で楽器演奏し古今書籍通暁し狂歌漢詩、また法律文書も自在に作成するなどきわめて教養の高い人物として描かれる駿河国府中(現・静岡市出身実家裕福な商家であった遊蕩過ぎて作った借金がもとで江戸夜逃げし借金富士の山ほどある故に、そこで夜逃駿河者かな」と身の上詠んでいる。江戸で神田八丁堀長屋密陀絵などを製作して生活していた。

※この「弥次郎兵衛(やじろべえ)」の解説は、「東海道中膝栗毛」の解説の一部です。
「弥次郎兵衛(やじろべえ)」を含む「東海道中膝栗毛」の記事については、「東海道中膝栗毛」の概要を参照ください。

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「弥次郎兵衛」の例文・使い方・用例・文例

  • 弥次郎兵衛という玩具
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