彌永健一とは? わかりやすく解説

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彌永健一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 05:56 UTC 版)

彌永健一(いやなが けんいち、1939年 - )は、日本の数学者。東京商船大学(現・東京海洋大学)名誉教授。父は数学者の彌永昌吉

来歴

東京出身。1961年東京大学理学部数学科卒業、1967年シカゴ大学大学院Ph.D.[1]

ジャン=ピエール・セールの「数論講義」等を翻訳した。

三里塚闘争の支援もしていた[2]

2006年より、教員を中心に「嵐山数学研究会」を主宰、著書などの解説を中心に講義を続けている。会場は主に国立女性教育会館、年数回不定期開催。参考書は『代数学』(岩波書店、1976年)、小野孝『数論序説』(裳華房、1987年)、『高木貞治 類体論への旅』(現代数学社、2012年)など。

著書

  • 彌永昌吉と共著)『代数学』(岩波書店、1976年)
  • (彌永昌吉と共著)『集合と位相』(岩波書店、1990年)
  • 高木貞治 類体論への旅』(現代数学社、2012年)

翻訳

  • コンスタンス・リード『ヒルベルト : 現代数学の巨峰』(岩波書店、1972年)
  • ジョン・G・ナイハルト『ブラック・エルクは語る : スー族聖者の生涯』(社会思想社、1977年)
  • ジャン=ピエール・セール『数論講義』(岩波書店、1979年)
  • ローラン・シュヴァルツ『闘いの世紀を生きた数学者 : ローラン・シュヴァルツ自伝 : Laurent Schwartz 1915~2002』上・下(シュプリンガー・ジャパン、2006年)

脚注

  1. ^ 『高木貞治 類体論への旅』著者紹介
  2. ^ 伊藤睦 編『三里塚燃ゆ―北総台地の農民魂』平原社、2017年、130頁



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