帝室・旧貴族
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ゴルドバルト11世(ギュンター) 声 - 斧アツシ 帝国暦397年3月1日生まれの54歳。帝国を統べる皇帝。実務はルイ大臣に任せているが大事の決定権は全て握っており、皇帝としての権威は絶大。ルイ大臣の陰謀も全て見透かしているが、あえて何も言わずに勝手にやらせている。フランツ大臣暗殺の際に、ルイ大臣の陰謀を証明しに来たカリル・マフムート両将軍の交渉を全て聞かぬまま「全て認める」と帝国の非を全面的に認めるなど、きっぱりしてるところも見受けられる。 皇子に長子ギュンターと次子グスタフがいる。 エルドライン1世 ゴルドバルト11世の父で帝国の先代皇帝。代々の世襲名である「ゴルドバルト」ではなく、被征服地ライン地方の王の名である「エルドライン」を皇帝として初めて名乗る。これを「バルト・ライン共栄の象徴」と称賛したエイゼンシュテイン公爵に対し、ルイ大臣は「被征服者を懐柔し搾取を強化するための方便」と一蹴した。 ビルヒリオ・ルイ 声 - 津田健次郎 帝国暦418年1月17日生まれの33歳。バルトライン帝国筆頭大臣(帝国宰相)。帝国一の資産家で、帝室や国庫を財政的に支援しており、その財力を背景に帝国の外交・軍事政策を指揮している。「帝国という"怪物"を維持するためには戦争を続けるしかない」という考えを持っており、陰謀によって反対派を押し切って戦争を始め、ルメリアナ大陸全土を手に入れようとしている策謀家。ヒサール反乱やトルキエ内乱を首謀していた。膨大な数の地図を暗記しており、毎朝皇帝に戦略を記した地図を献上している。腕利きで形成されるロットウルムを配下に持つ。 紳士的な人物として振る舞っているが、レレデリク曰く「キレると怖い」らしく、彼女自身言い訳を考えたりグララットを身代りに立てたりしたが、グララット曰く「問答無用でたたっ斬られる」という理由で拒否されている。 エイゼンシュテイン公爵 声 - 浦山迅 帝国暦356年3月3日生まれの95歳。バルトライン帝国元老。先代皇帝エルドライン1世の代から70年余りに渡り要職を歴任してきた。帝国の貧困を憂いて内政の充実を訴えており、戦争を優先するルイとは対立している。 シモン・ブランシャール 帝国暦423年6月6日生まれの27歳。バルトライン帝国財務大臣で、ルイの腹心の一人。政敵ばかりのルイにとって唯一心を許す相手であり、彼とは肉体関係を匂わせる描写があるが、作者は二人の関係を「あくまで同僚です」と述べている。 ニコロ 声 - 和多田美咲 帝国暦439年1月13日生まれの12歳。7歳のころからルイに小姓として仕え、何かと可愛がられている。
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