山の水族館郷土館とは? わかりやすく解説

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山の水族館・郷土館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:15 UTC 版)

山の水族館」の記事における「山の水族館・郷土館」の解説

「山の水族館・郷土館」は、1978年(昭和53年)4月29日2011年11月6日大雪山の麓に設置され公立水族館で、郷土館併設していた。山の水族館は、当時留辺蘂るべしべ町長が「海に水族館があるのは当たり前。山でも川には淡水魚がいる。山に水族館があってもいいのでは」と観光開発意義述べコンピュータソフト会社から転職した臨時職員が、北海道外水族館視察し山の水族館コンセプトを「北海道淡水魚収集」、「熱帯魚も扱う温泉水族館」と企画し留辺蘂町建てている。以下は北見市案内である。 北海道内生息する50種類淡水魚集めた全国でも珍しい淡水魚水族館なかでも圧巻なのが幻の魚呼ばれる日本最大淡水魚イトウ巨大なイトウ50匹近い群をなし悠然と泳ぐさまに、北海道雄大な自然を感ぜずにはいられません。併設する温泉水族館では、巨大ナマズウーパールーパーはじめとする世界の珍しい熱帯魚も見ることができますまた、郷土館では、開拓時代偲ばせる森林鉄道村落などを再現したジオラマ見ものマルチスクリーンでは、大きな画面いっぱい映し出される留辺蘂四季動植物の姿を通して、このまちの多くを知ることができ、旅の楽しさ倍加しくれます。 — 留辺蘂自治区 訪ねてほしい観光スポット2011年2月15日 北見市 留辺蘂総合支所産業温根湯(おんねゆ)温泉は、高度経済成長と共に団体客を集めて賑わい水族館開館1978年入館者は5万人を超えた児童社会見学施設としても利用され開館後6年の間、年間4~5万人台入館者を維持していた。のちに、水族館周囲には道の駅おんねゆ温泉整備された。道の駅建物付属施設(果夢(かむりん)の館、クリーンプラザおんねゆなど)が建てられると、水族館はそれらの陰に隠れたまた、山の水族館・郷土館は、冬期間は気候厳しく客足落ち込むため休館していた。 開館後数年たつと入館者は減少傾向となり、水族館前の広場世界最大級の「からくりハト時計塔」が完成した1996年には入館者45千人台に回復したものの、98年以降2011年閉館まで2万人台落ち込むまた、水族館のそばにある温根湯(おんねゆ)温泉街賑わいなくなりホテルや店の廃業も相次ぎシャッター通りとなった水族館経営年間200-300赤字であった赤字続き危機的状況となり、リニューアル計画された。ある職員2006年に、「温根湯(おんねゆ)の道の駅山の水族館から新北見市観光資源発信する工夫が必要」と述べている。また、当時から勤めていた別の職員リニューアル後取材で、このころ展示手法水泳プールのような薄水色水槽の中で泳がせる展示であった述べまた、面白さがなかった」とも述べている。一方リニューアルに関わった北見市職員は「北海道開拓記念館だって月何千人世界。名も知られていないミニ水族館としては、入館者が来ていた方だった」と自評する。また、北見市職員取材した朝日新聞も、冬期休館する施設としては「健闘」していたと、報じている。

※この「山の水族館・郷土館」の解説は、「山の水族館」の解説の一部です。
「山の水族館・郷土館」を含む「山の水族館」の記事については、「山の水族館」の概要を参照ください。

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