展開とエンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 06:10 UTC 版)
「はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ」の記事における「展開とエンド」の解説
展開は共通部分の多かった本編と違い、かなり早い段階から全く異なる方向へ分岐し、「亀編」と「はっぴ~編」という別々のルートを経てエンドに到達する。なお前者は皐槻・ほのか寄り、後者はチョコ・雪乃寄りの選択により発生する。 エンドは「亀編」「はっぴ~編」双方共に再びヒロイン4人+魔女・ひびきと暮らす大団円となっている。ただし前者ではヒロインが全員獣娘のままなのに対し、後者では完全に人間化しているという違いがある。この「ふぁんでぃすく」ではむしろ途中の展開に重点が置かれており、特に「亀編」においては新キャラであるひびきの存在が極めて大きい。 各シナリオのエンドとそこにつながる展開の概要は以下の通り。 亀編 旅行2日目、高志は時間が循環していることに気づき、ほのかの協力の許で原因究明に乗り出す。 その結果「誰かが時間を操作して自分たちを閉じこめているのではないか」という結論に至る。 しかし2人の努力も虚しく、今度は次々とヒロインたちの失踪と残されたヒロインの記憶喪失が発生。 万事休すかとあきらめかけたところで、高志はひびきからこの事件の仕掛人が彼女自身であると知らされる。 実はひびきは魔女の従者で、魔女が高志にかまけているのに嫉妬、高志を逆恨みして精神的に追いつめようとしたのであった。 だが高志の想像以上の心の広さに改心し、事件を起こすために使った魔法のアイテム(パイナップル似)を解除しようとするが、特大パイナップルと間違えたチョコに思い切りかじりつかれて強制解除。 そうして現実世界に戻った後、ひびきは魔女と一緒に高志のところに同居する。最後に偶然帰国して来た両親と出くわして落ちがつく。 はっぴ~編 旅行の最中、高志はチョコの口から魔女の魔力不足により自分たちの人化があと1年ほどで解けてしまうことを知らされる。 衝撃のあまり自分の意識の中に閉じこもり昏倒しまった高志を、魔女がすんでの所ですくい上げ、高志の意識を現実世界に戻そうとする。 しかし彼女の魔力は既に限界であった。最後の力を振り絞るためには性的な刺激に賭けるしかないと言われ、関係を結ぶ高志。 この魔女の賭け自体は成功したものの、ヒロインたちの寿命はどうにもならない。 そのためにこの地に伝わっていた地域伝承から探し出した、試練を乗り越えた者だけに願いを叶える魔法のアイテムを使うことになった。 気がつくと高志は自宅に戻っていた。最初はアイテムの課した「試練」のために全員のことを忘れていたが、次第に思い出して行く。 ついに玄関を開いたその時、完全に人間化した4人が彼のことを出迎える。 そして最後、「魔界に帰れなくなってしまった」とひびきが救援を求めて来た場面で同居を暗示させ落ちがつく。 なおこのシナリオでは、「亀編」でひびきが使おうとしていた魔法のアイテムはチョコの手により廃棄され、抱き続けていた逆恨みの念も一同の様子を見て解けたことになっている。
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