小学生慰安婦説とは? わかりやすく解説

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小学生慰安婦説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:24 UTC 版)

日本の慰安婦問題」の記事における「小学生慰安婦説」の解説

挺身隊」と「慰安婦」の混同、および「少女処女」が「強制連行」されたとする認識韓国(および日本での慰安婦問題活動家)の間では1990年代になって存続し1992年1月宮澤首相訪韓時に韓国新聞は「小学生までが挺身隊にされ、慰安婦にされた」と、あたかも女子小学生慰安婦にされたかのような報道繰り返した東亜日報1992年1月14日に「挺身隊小学生まで引っ張っていった」、朝鮮日報は同1月15日に「日本小学生挺身隊徴発」との見だしで報道した東亜日報1992年1月15日社説十二歳の挺身隊員」では次のように報道した本当に天と人とが共に憤怒する日帝蛮行だった。人面獣心であるとか、いくら軍国主義政府戦争遂行するめだったとしても、このようなまでに非人道的残酷行為敢えて行うことができたのかといいたい。(中略十二歳の小学生まで動員戦場性的玩具にして踏みにじったという報道に再び沸き上がってくる憤怒抑えがたい。(中略これまで十五歳少女挺身隊動員されたことは知られていた。しかし、十二歳の幼い子供まで連行されたことは初め明らかにされたことだ。(中略勤労挺身隊という名前で動員された後、彼女ら従軍慰安所回した事実様々な人の証言立証されている…(中略このように何もわからず父母のもとを離れ挺身隊連行され少女らの数はわからない泣き叫ぶ女性なぐりつけ乳飲み子を腕から奪って赤ん坊母親連行したこともあった。このように動員され従軍慰安婦八万二十万と推算される。--東亜日報1992年1月15日社説十二歳の挺身隊員」 現代朝鮮研究者の西岡力調査によれば1992年1月14日報道された「小学生挺身隊」についての記事初め執筆したのは聯合通信の金溶洙(キム・ヨンス 김용수(朝鮮日報 人物検索))記者であった西岡実際に12歳の少女慰安婦になったことは事実ではないのに、なぜ報道したのかと質問したところ、金記者は、富山県動員された6人の児童慰安所でなく工場動員されたことは事実であるとして 6人の児童慰安婦でなかったことは知っていましたが、まず勤労挺身隊として動員しその後慰安婦にさせた例があるという話も韓国国内ではいわれていますので、この6人以外で小学生として慰安婦させられた者もいるかもしれない考え敢えて勤労挺身隊であって慰安婦ではない>ということは強調しない記事書きました。 と弁解した。この金溶洙記者による弁解で「小学生慰安婦」の存在証明されわけではないことが明らかになり、またその後当時挺身隊だった女性名乗りでて、新聞報道誤報であったことが判明する。しかし、その後も「小学生慰安婦」について報道した新聞テレビ報道修正することはなく、「小学生乳飲み子母親までを連行して性の玩具にした」というイメージ韓国社会のなかで繰り返しテレビドラマなどで伝えられて、現在にいたっている。慰安婦活動家においてもそのような認識変更されることはなく、2012年には米国などでの慰安婦成人女性)像設置運動続いて少女」像の建設運動進められている。 また、インドネシアスリ (Sri Soekanti) は、わずか9歳で「性奴隷にされた」と証言している。

※この「小学生慰安婦説」の解説は、「日本の慰安婦問題」の解説の一部です。
「小学生慰安婦説」を含む「日本の慰安婦問題」の記事については、「日本の慰安婦問題」の概要を参照ください。

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