富野由悠季から受けた影響とは? わかりやすく解説

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富野由悠季から受けた影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 20:46 UTC 版)

福井晴敏」の記事における「富野由悠季から受けた影響」の解説

雑誌など福井について取り上げられるとき、「大の『機動戦士ガンダム』ファン」「自他共に認めるガンダムマニア」などと書かれることがあるが、正確には「ガンダムシリーズではなく、これらの多くを手がけたアニメ監督富野由悠季ファンであり、富野インタビュー本解説書いたこともある。2人の関係は、出世作『Twelve Y. O.』受賞した際に福井富野にそれを献本したことから始まっており、「富野さんが言いたいことを小説で書くとこういうことだろう」というメッセージ込められていたようである。福井NHK番組トップランナー』に出演した際も、富野への尊敬の意を表した福井初代ガンダムブームの際に、テレビアニメでも当時大ヒットしていた総集編映画でもなく、まず富野書いたノベライズ読んで富野ワールド触れ魅了された」と語っている。ちなみに福井富野アニメの中で一番好きなものは『伝説巨神イデオン』であり、小説で最も好きなものは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』であるという。一方富野自身福井結婚式仲人務めている。 福井富野作品ノベライズもしており、それが『ターンエーガンダム』(改題『月に繭 地には果実』)である。これは福井自身気合を入れて書いた本」であり、お気に入りひとつだという。 また、単なる富野ファン留まらず自身の作品にも富野演出方法取り入れている。富野についてのムック本富野由悠季仕事によればデビュー前自身の作品人間ドラマ目標として、『閃光のハサウェイ』を意識していたという。 さらには小説『機動戦士ガンダムUC』を『ガンダムエース』で2007年から2009年にかけて連載した。これについては「俺がやらずに誰がやる」という心境であったらしい。同作2010年から2014年にかけてOVA化され順次劇場イベント上映もされた。福井インタビューにおいて、宇宙世紀作品では避けて通れないと言えるニュータイプ論に対す自身による解答と、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』のラストメッセージ対す答えを出すことが、作品メインテーマであると語っている。 その後も、漫画機動戦士ムーンガンダム』のストーリーアニメ映画機動戦士ガンダムNT』の脚本を手がけている。 ほか、皆川ゆか評伝 シャア・アズナブル』のコメントの中で、「龍馬ではなくシャア学べ」や、シャアという人物を「自意識過剰マザコン」「自分しか愛せなかった男」と評し反面教師としなければならない語っている。『電撃ホビーマガジン』では「フクイ軍曹目指せ!トップガン!」で「フクイ軍曹」として登場しガンダムシリーズ登場するモビルスーツモビルアーマーなどの兵器乗っている。

※この「富野由悠季から受けた影響」の解説は、「福井晴敏」の解説の一部です。
「富野由悠季から受けた影響」を含む「福井晴敏」の記事については、「福井晴敏」の概要を参照ください。

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