富山市会社役員夫婦放火殺人事件
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富山市会社役員夫婦放火殺人事件（とやましかいしゃやくいんふうふほうかさつじんじけん）とは、2010年（平成22年）4月20日に富山県富山市大泉1520番地1のビル[注 1]で発生した現住建造物等放火・殺人事件[2]。
注釈
- ^ a b c 現場となったビルは、大泉駅（富山地方鉄道不二越線）付近の住宅街に位置していた[8]。現存しない[9]。
- ^ 犯行声明文によれば、同様の文書は『週刊現代』（講談社）や、『週刊ポスト』（小学館）にもそれぞれ送付されている[14]。
- ^ 被疑者として逮捕された警察官Xは、1977年（昭和52年）に富山県警に採用され[5]、2008年（平成20年）に警部補に昇任するとともに、高岡署の留置管理係に配属されていた[17]。しかし、地方公務員法違反容疑で逮捕された10月31日付で警務部付になり[18]、殺人容疑での逮捕当時は休職中だった[5]。
- ^ Xは2008年7月13日、富山市の親族宅に侵入して小銭入れを盗み、同16日には別の親族宅で金庫を壊し、百数十万円相当の貴金属と現金十数万円を盗んだとされていた[19][20]。
出典
- ^ a b 富山県警公式.
- ^ a b c “富山市大泉地内における夫婦殺人・放火事件に関する情報提供のお願い > 富山市大泉地内における夫婦殺人・放火事件に関する情報提供のお願い” (日本語). 富山県警察 (2021年4月20日). 2021年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「火災遺体に首絞めたあと 富山の夫婦か、殺人で捜査」『47NEWS』（共同通信社）、2010年4月21日。オリジナルの2012年12月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ “富山市大泉地内における夫婦殺人・放火事件に関する情報提供のお願い > 富山県警察捜査懸賞金に関する広告” (日本語). 富山県警察 (2021年4月20日). 2021年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「警部補を殺人・放火容疑などで逮捕 富山の夫婦殺害」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2012年12月22日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e 「富山夫婦殺害、元警部補を不起訴…証拠に矛盾」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2013年7月24日。オリジナルの2013年3月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “富山市大泉地内における夫婦殺人・放火事件に関する情報提供のお願い > 富山県警察捜査懸賞金に関する広告” (日本語). 富山県警察 (2021年4月20日). 2021年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ 「富山のビル、焼け跡に男女2遺体 首に絞められた跡」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2010年4月21日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “富山市大泉地内における夫婦殺人・放火事件に関する情報提供のお願い > 現場の状況” (日本語). 富山県警察 (2021年4月20日). 2021年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ a b 「夫婦殺害容疑の警部補、懲戒免職に…富山県警」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2013年3月25日。オリジナルの2013年3月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「殺人放火の警部補 富山県警が懲戒免職」『NHKニュース』日本放送協会、2013年3月25日。オリジナルの2013年3月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 「富山夫婦殺害事件で懸賞金1000万円 警察庁、情報求める」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年10月17日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e 「富山県警の警察官逮捕 会社役員夫妻を殺害・放火の疑い」『asahi.com』朝日新聞社、2012年12月22日。オリジナルの2012年12月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “富山市大泉地内における夫婦殺人・放火事件に関する情報提供のお願い > 犯行声明文” (日本語). 富山県警察 (2021年4月20日). 2021年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ a b c 「週刊文春」編集部「富山資産家夫婦放火殺害犯人の警察官は「犯行声明文」を週刊文春に送っていた！」『週刊文春』文藝春秋、2013年1月8日。オリジナルの2013年1月11日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 「「犯行声明文」送った警部補、金銭求める内容も」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2013年1月9日。オリジナルの2013年1月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「捜査情報漏えい、警部補から提供持ち掛け 富山県警」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2012年11月1日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 「捜査情報を漏洩容疑の警官逮捕 富山県警」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2012年11月1日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “富山県警察” (日本語). 富山県警察. 2013年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ a b “殺人・放火・死体損壊事件の概要 (PDF)” (日本語). 富山県警察 (2012年12月22日). 2013年1月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2021年7月27日閲覧。
- ^ 「警部補を鑑定留置 富山の夫妻殺害」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年1月11日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「夫婦殺害容疑を処分保留 地検、元警部補の捜査継続」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年5月22日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「富山地検、県警元警部補を不起訴 夫婦殺害容疑、嫌疑不十分で」『47NEWS』（共同通信社）、2013年7月24日。オリジナルの2012年12月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「富山地検「供述と証拠に矛盾」 夫婦殺害で元警官を不起訴」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年7月24日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「事前にひもや灯油用意 富山の夫妻殺害、容疑の警部補」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2012年12月23日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 「捜査情報漏えいで猶予判決 富山県警の元警部補釈」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年7月25日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「不起訴の元警官「疑われ反省」 富山の夫婦殺害事件」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年7月26日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「富山県警、殺人容疑の警部補を免職 幹部ら12人も処分」『日本経済新聞』日本経済新聞社（共同通信社）、2013年3月25日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “富山検審、元警部補の不起訴相当 夫婦殺害、自白裏付の証拠ない”. 共同通信. (2014年7月18日)
- ^ “元警部補「不起訴相当」 富山殺人放火 検審、疑念も示す”. 中日新聞. (2014年7月18日)
- ^ “検察審査会:事前に報道、ＯＢが北日本新聞を告発 富山”. 毎日新聞. (2014年8月7日)
- ^ “検察審査会議決、告発を撤回へ…公表前に報道”. 読売新聞. (2015年1月7日)
[続きの解説]
「富山市会社役員夫婦放火殺人事件」の続きの解説一覧
- 1 富山市会社役員夫婦放火殺人事件とは
- 2 富山市会社役員夫婦放火殺人事件の概要
- 3 不起訴
- 4 脚注
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