寄り道・隠し要素など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:14 UTC 版)
「スナッチャー」の記事における「寄り道・隠し要素など」の解説
小島作品の特徴である、ゲームクリアとは直接関係の無い「寄り道」的なイベントはこのゲーム内でも随所に見られる。主なものに「うどん屋」「占い師」「ガシャポン」「ネオコウベ焼き」「エッチQ2」「電話で身の上相談」などがある。ほとんどは特定の場所でコマンドを繰り返し選択することで、イベントに遭遇したり、イベント関連のコマンドが新たに追加される。また、一部のイベントは見つけることで他のシーンでも連鎖的に変化が発生する。一例を挙げると、最初のミッションで「ハエ」を敵と誤認するイベントを出すと、以後のイベントで「ハエ」に絡んだ台詞が度々表示されるようになる。 この他に、あからさまにナンセンスだがオチを期待させる「おもしろコマンド」を表示することで、プレイヤーにあえてそのコマンドを選ばせることを誘導する寄り道も存在する。一例として、カトリーヌの家を訪問した際、「見せる」の選択肢で「JUNKER証」の他に「男の証明」が表示される。 また、本部のデータベースでは、ゲーム中のキーワードの他に開発スタッフや声優の名前でも検索が可能である。 PCエンジン版以降では、CD-ROMの大容量を生かして、これら「スタッフの遊び心」が大幅に追加されている。 登場人物の音声による警告 PCエンジンのCD-ROMは、誤ってCDプレーヤーなどのオーディオ機器で再生した場合、「このCDはゲームソフトです」と音声による警告が流れるが、本作のPCエンジン版のCD-ROMでは、これがギリアンとメタルギアによる漫才風の警告メッセージになって収録されている。通常通りPCエンジン本体にてCD-ROMを使用している限り、この特別なメッセージを聴く機会はない(セガサターン版にも同じメッセージが収録されているが、プレイステーション版には存在しない)。 PCエンジンのCD-ROMは基本的に、トラック1が前述のような警告音声で、トラック2がCDプレイヤーで再生してしまうとスピーカー破損の可能性もあるゲームデータだが、トラック3以降にはゲーム中の音楽や音声(CD-DA)が収録されており、本作スナッチャーのCD-ROMもそうなっているため、サウンドトラックCDとしても使える(内蔵音源の曲は聴けない)。
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