定年をめぐるエピソード
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2009年2月に60歳となり、定年退職を迎えるということで、最後の大舞台として2008年度の『FNS27時間テレビ!! みんな笑顔のひょうきん夢列島!!』(7月26日・27日放送)の総合演出を務めた。 同番組の総合司会をさんまが19年ぶりに受けたのは、三宅のフジテレビディレクターとしての花道を飾るためという理由があったが、2008年7月1日にCSチャンネル(フジテレビ721・739・CSHD)で生放送された特番『フジテレビ721開局10周年大謝恩会』の中で、役員待遇ゼネラルディレクターに昇進したことが判明した。読売新聞のインタビュー記事でも、このことについて言及されている。 役員待遇の契約期間は2年で、それに伴い退職が2年延長されるため、さんまは同番組にて当時フジテレビ専務取締役だった太田英昭に「三宅をやめさせてくれ」と嘆願したが、太田は「今年度の人事がすでに決まっているため、来年に」とかわした。 この事は『27時間テレビ』本番当日27日のエンディングでビートたけしが「三宅さんがやめるからやってくれっつったら、(定年まで)あと2年もつらしいじゃねぇか!」と暴露。さんまは三宅を懺悔送りにし、水を被った。 詳細は「FNS27時間テレビ (2008年)#日曜日」および「ひょうきん懺悔室#コーナーの発展バリエーション」を参照 その際「2年後もまたお願いします」とオファーを出している。ただし、2年後に当たる2010年は『クイズ!ヘキサゴンII』をベースとした島田紳助司会の『超笑顔パレード 絆 爆笑!お台場合宿!!』が放送され、メイン制作に三宅は関わっていない。 ちなみに番組内では、「ひょうきん族」のプロデューサー昇格後に三宅自身も務めていた「懺悔室」の牧師役として出演した。 「来年(2009年)で定年退職」という話は、2008年4月に東京と大阪で行われた、明石家さんまプロデュースというさんま主催の舞台でも観客に伝えられている(おそらくこれが、三宅が定年退職を公開した初めての場)。舞台のコントが全て終了した直後のエンディングにて、松尾伴内と内山信二そして、山田花子が舞台に登場し、「三宅さんが来年で定年退職する」と観客に伝えた。そして、舞台中央にあるスクリーンに三宅の略歴と製作に関わった作品を紹介した後、本人が登場して紹介した瞬間、さんま・ラサール石井・村上ショージが「明石家マンション物語」のキャラクターである「ダメダメボーイズ」の格好で登場し、三宅に駄目出しする場面があった。その後、観客・出演者から拍手があり、舞台は幕を閉じた。
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