安居川
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安居川(やすいがわ)は、四国を流れる仁淀川の上流にある支流のひとつ。流路延長は14.4km、流域面積は62.4km2[1]。
注釈
- ^ 昭和50年代まで行われていた。
出典
- ^ a b c d e f g h i j 『高知県地名大辞典』p960-961「安居」「安居川」「安居渓谷県立自然公園」
- ^ a b c 『日本大百科全書(ニッポニカ)』,小学館,(コトバンク版安居渓谷) 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b 仁淀川町観光ポータルサイト によどがわ.TV 安居渓谷県立自然公園 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b c 『日本大百科全書(ニッポニカ)』,小学館,(コトバンク版仁淀川(町)) 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 『高知県地名大辞典』p1147-1152「池川町」
- ^ 国土交通省 河川整備基本方針(仁淀川水系)仁淀川系流域及び河川の概要流域及び河川の自然環境 (PDF) 2016年5月12日閲覧。
- ^ a b c d e 『高知県百科事典』p850-851「安居渓谷県立自然公園」「安居銅山」
- ^ a b c d 日本歴史地名大系40巻『高知県の地名』p418-422「池川町」
- ^ 仁淀川町 池川総合支所地域振興課 安居渓谷 2016年5月13日閲覧。
- ^ 四国ツーリズム創造機構 安居渓谷 2016年5月13日閲覧。
- ^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』,Britannica Japan,(コトバンク版安居渓谷県立自然公園) 2016年5月13日閲覧。
- ^ 高知県 林業振興・環境部 環境共生課安居渓谷県立自然公園の概要と見所 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b c 高知県 産業振興推進部 計画推進課 安居銅山への道の整備活動 ~安居渓谷での池川応援団のグリーンツーリズムの取り組み~ 2016年5月13日閲覧。
- ^ a b c 佐川町 広報さかわ 平成22年12月号 仁淀川町の銅鉱山と空海弘法大師 2016年5月13日閲覧。
- ^ 仁淀川町観光ポータルサイト によどがわ.TV 旧安居小学校宮尾登美子氏ゆかりの地 2016年5月13日閲覧。
安居渓谷
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四国山地は日本列島のなかでも最も古い時期に形成された山地で、主に古生代(5.5億-2.5億年前)の地層から成っている。一方で、安居川の源流域は標高1,859mの筒上山、1,806mの手箱山など、山地でも最高峰の山々が連なっていて、山頂付近は第三紀(6,000万-250万年前)の岩でできている。そして、安居川の下流と支流の狩山川が東西に流れる谷は、三波川変成帯と秩父帯の境界面をなす御荷鉾構造線の直上にあたっている。この断層の影響で、一帯は地質的に複雑な状態にあり、そこを標高1,800mから一気に流れ下ってきた安居川が地層をほぼ直角に貫くことで、安居川の上流部では南北10kmあまりにわたり、青みがかった石灰岩や片岩類による急流、断崖、巨石、早瀬と深淵、滝と瀞が形成されて変化に富む渓谷となっている。 江戸時代には禁制によって谷に分け入ることもままならなかったが、近代以降の伐採によって数々の景勝地が発見された。「乙女河原」、「千仞峡」、「背龍の滝」、「みかえりの滝」、「水晶淵」などがあり、なかでも「飛龍の滝」は1957年(昭和32年)に初めて発見されたもので、落差が50mある。さらに奥には2001年(平成13年)の伐採で見ることができるようになった落差60mの「昇龍の滝」がある。渓谷は新緑や、針葉樹と紅葉がコントラストを成す秋の景勝地としても知られている。
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