宇都宮線 - 横須賀線系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 22:38 UTC 版)
「湘南新宿ライン」の記事における「宇都宮線 - 横須賀線系統」の解説
湘南新宿ライン普通(全区間普通)2001年12月1日の湘南新宿ライン開業から運転開始。1時間に日中が1本、ラッシュ時が2-3本の運行である。基本的に宇都宮駅 - 逗子駅間の運行であるが、一部が小金井駅・大船駅発着であるほか、平日には古河駅発着も1往復運転されている。全区間普通列車。多くは全区間15両で運転されるが、一部列車は小金井駅で5両編成の連結・切り離し作業をするため、小金井駅 - 宇都宮駅間では10両となる。また、全区間10両編成の列車も設定されている。E233系のフルカラーLED表示では全区間緑色■で表示される。 北行宇都宮方面への湘南新宿ライン終電は高崎線系統よりも30分ほど早いが、後続の高崎線系統の列車に乗車しても、大宮駅で上野発宇都宮線終電に乗り換えることは可能である。 運行開始当初は横須賀駅までの運行であった。また、宇都宮線黒磯駅発着の列車もあったが、2004年3月13日改正で宇都宮駅で系統分離となり廃止された。 以前は毎週金曜日(祝日は除く)の夜に臨時扱いで宇都宮線へは直通しない新宿駅発着の横須賀線直通列車が1往復設定されていた(9740Y:大船駅21時31分発・新宿駅22時24分着、9741Y:新宿駅22時31分発・大船駅23時22分着)。この新宿駅発着列車は、車両の方向幕が「湘南新宿ライン」(直通路線名なし)として運行される。また、駅の接近放送では単に「普通 新宿行」と案内され「湘南新宿ライン」の名は使われず、戸塚駅に設置されているフルカラーLED表示板でも東海道線の東京駅・品川駅発着列車と同様に黒色■で「普通」とのみ案内するなど、南北直通運転を行う通常の湘南新宿ライン列車とは異なっている。なお、以前は定期列車でもこの形態があった。 湘南新宿ライン普通/湘南新宿ライン快速(宇都宮線:快速、大宮 - 大船間・横須賀線:普通)2004年10月16日運転開始。朝から日中にかけて宇都宮駅 - 大船駅・逗子駅間で1時間に1本運転されている。宇都宮線内は快速列車として運行され、日中の上野駅発着の快速「ラビット」を湘南新宿ラインに置き換えた形で運行されている。宇都宮線内での普通列車との接続は、南行は古河駅で上野東京ライン普通、北行は久喜駅で上野発の普通に接続する(一部を除く)。多くは全区間15両で運転されるが、一部列車は小金井駅で5両編成の連結・切り離し作業を行うため、小金井駅 - 宇都宮駅間では10両になる。また、全区間10両の列車も設定されている。なお、宇都宮線 - 横須賀線系統は、快速も横須賀線内では各駅に停車するため「快速」の種別表示は、北行は大崎駅で表示され、南行は大宮駅で消滅する。2015年頃より、車両外側の行先表示で北行は大崎駅まで「宇都宮線内快速」、南行は大宮駅まで「横須賀線内普通」を行先と交互に表示するようになった。また北行きの「快速」表示は小山で消滅するようになった。E233系のフルカラーLED表示では橙色■(上記の「快速」と案内される区間)と緑色■(「普通」と案内される区間)で表示される。
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