ダイヤの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:00 UTC 版)
「東海道線 (JR東日本)」の記事における「ダイヤの概要」の解説
上野東京ラインおよび東京駅(以南)発着系統は東海道列車線の各駅に停車する“普通”が中心であり、夜の下り方面(東京発小田原行き)には快速列車である「アクティー」が運転される。湘南新宿ラインは特別快速(戸塚駅以西は「アクティー」と同一の停車駅)と快速(戸塚駅以西各駅停車)の2種別が東海道線に乗り入れる。詳細は後述するが、東京駅以南発着系統は早朝・夕夜間の一部列車のみで、大半の列車が上野駅経由または新宿駅経由で赤羽・浦和・大宮方面の宇都宮線・高崎線と直通しており、東海道線(鶴見駅 - )横浜駅 - 大船駅間と宇都宮線赤羽駅 - 大宮駅間は運転系統としてほぼ一体化している(この記事では詳述しない湘南新宿ライン横須賀線系統も含む)。 平日朝ラッシュ時は、上り(東京・新宿方面)の列車が上野東京ライン普通と湘南新宿ライン快速とあわせて最短2分30秒間隔の過密ダイヤとなっており、下りは7 - 10分ほどの間隔である。土休日の朝は平日よりも間隔が長くなる。 日中の時間帯は特急を除くと東京駅が始発・終着となる列車は運転されておらず、上野東京ライン(常磐線直通を除く)は1時間に普通6本の運転である。宇都宮線・高崎線とも3本ずつが直通する。下り列車は1986年3月3日改正で確立されたダイヤを現在も継承するかたちで10分間隔発車となっており、上り列車についても2015年3月14日改正より東京着がほぼ10分間隔に揃えられた。湘南新宿ラインは特別快速と快速が1時間に1本ずつ運転されており、これらを合わせた東海道列車線上の特急を除いた日中1時間の運転本数は、東京駅 - 横浜駅 - 戸塚駅間が6本、戸塚駅 - 平塚駅間が8本、平塚駅 - 国府津駅 - 小田原駅間が5本、小田原駅 - 熱海駅間が3本である。 横浜駅 - 戸塚駅 - 大船駅間は、湘南新宿ライン 高崎線 - 東海道線系統(毎時2本)保土ケ谷駅・東戸塚駅にも停車する、横須賀線(毎時4 - 5本)や湘南新宿ライン 宇都宮線 - 横須賀線系統(毎時2本)も合わせ、1時間に14 - 15本(特急列車を除く)運転されているが、間隔は均等ではない。また、戸塚駅では対面乗り換えができるが、終電間際を除き、相互接続は考慮されていない場合が多い。 夕方以降は上野東京ライン(常磐線直通を除く)が1時間に6本ほどの運転で、ピーク時の18時台はこれより本数が多くなる。小田原方面行きの下りは東京発の快速「アクティー」も設定されている。湘南新宿ラインは快速が1時間に2本の運転となる。なお、上野東京ラインの運転は22時台に東京駅に到着または23時ごろに東京駅を出発する列車で終了し、それ以降は東京駅または品川駅の発着となる。 年末年始における終夜運転は東海道線では行われないが、東京駅 - 川崎駅 - 横浜駅間で京浜東北線が、品川駅 - 武蔵小杉駅 - 横浜駅 - 大船駅で横須賀線や湘南新宿ライン宇都宮線直通列車が実施している。
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