高崎線 - 東海道線系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 22:38 UTC 版)
「湘南新宿ライン」の記事における「高崎線 - 東海道線系統」の解説
当系統は、定期列車としては横須賀線内西大井駅・新川崎駅・保土ケ谷駅・東戸塚駅に停車する列車は設定されていない。これら各駅へは、湘南新宿ライン宇都宮線 - 横須賀線系統・総武快速線 - 横須賀線系統または埼京線 - 相鉄線系統への乗り換えが必要となる。 湘南新宿ライン普通/湘南新宿ライン快速(高崎線:普通、大宮 - 戸塚間:快速、戸塚 - 東海道線:普通)2001年12月1日の湘南新宿ライン開業から運転開始。日中は籠原駅 - 平塚駅・国府津駅間で1時間に1本が運行されている(2015年6月10日現在のダイヤ)。特別快速の設定がないラッシュ時には、最長で高崎駅 - 国府津駅・小田原駅間の列車があり、1時間に2 - 3本が運行されている。朝の南行及び夜間の北行には上越線経由で両毛線前橋駅から(まで)直通する列車もあるほか、平日朝には深谷発も1本運行されている。大崎駅 - 戸塚駅間は横須賀線電車と同じ線路上を走り、横須賀線の西大井駅・新川崎駅・保土ケ谷駅・東戸塚駅を通過するため「湘南新宿ライン快速」と称されるが、基本的には高崎線普通列車と東海道線普通列車を直通させた普通列車で、南行の大宮着までと戸塚駅以西、北行の大崎駅以北では車内および駅構内ともに「湘南新宿ライン普通」と案内される。また「快速」と称される北行でも、東海道線内は各駅に停車するため、「快速」の表示は始発駅から表示されているが、戸塚駅まで普通とも案内されている。2015年頃より、快速運転区間内は車両外側の行先表示で北行は「高崎線内普通」を行先と交互に表示するようになった。全列車において一部区間を除いて15両で運転される(高崎線内籠原駅・深谷駅発着列車は全区間15両で運転される。深谷駅より先の高崎駅・前橋駅まで運転される列車は、籠原駅で5両編成の連結・切り離しを行い、小田原駅・国府津駅・平塚駅 - 籠原駅間は15両、籠原駅 - 高崎駅・前橋駅間は10両となる)。運行開始当初は高崎線内でも快速運転を行う列車(高崎線内の停車駅は現在の特別快速と同じ)が設定されていたが、特別快速に置き換える形で2004年10月16日改正で廃止された。E233系のフルカラーLED表示では橙色■(上記の「快速」と案内される区間)と緑色■(「普通」と案内される区間)で表示される。 ダイヤが乱れた場合上記の横須賀線内で通過する4駅に停車することがある。大部分が朝ラッシュ時間帯である。 湘南新宿ライン特別快速(全区間特別快速)2004年10月16日運転開始。日中に1時間に1本運行されている(2015年6月20日現在のダイヤ)。高崎線内は日中の上野駅発着の快速「アーバン」を湘南新宿ラインに置き換えた形で運行されている。置き換え対象である日中の「アーバン」が北本駅に停車していたため、現在の「アーバン」が停車しない北本駅に特別快速が停車している。東海道線内は快速「アクティー」と停車駅が同一となっているが、こちらは湘南新宿ライン「特別快速」と上野東京ライン快速「アクティー」が併存していたが、2021年3月のダイヤ改正でアクティーは夜の下りのみになったため、併存状態は解消された。北行の1本目が平塚発である以外は高崎駅 - 小田原駅間で運行されている。高崎線内では南行は桶川駅で、北行は鴻巣駅で、それぞれ先を走る上野駅発着の普通列車に接続する(北行の一部列車をのぞく)。東海道線内では南行は平塚駅で、北行は国府津駅・平塚駅・大船駅のいずれかで東京方面の普通列車と接続する(一部列車を除く)。全列車、籠原駅で5両編成の連結・切り離しを行い、小田原駅・平塚駅 - 籠原駅間は15両、籠原駅 - 高崎駅間は10両となる。以前は土休祝日や長期休暇を中心に、土休日ダイヤで2往復が小田原駅 - 熱海駅間で臨時列車として延長運転を行っていた。この区間の途中停車駅は真鶴駅と湯河原駅のみとなり、早川駅・根府川駅は快速「アクティー」は停車するが、特別快速は通過する。これは2004年10月15日以前における一部の快速「アクティー」停車駅と同じである。E233系のフルカラーLED表示では全区間青色■で表示される。
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