宇宙飛行後の活動
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「ワレンチナ・テレシコワ」の記事における「宇宙飛行後の活動」の解説
飛行後の1963年6月22日にソ連邦英雄を受章。ジュコフスキー空軍大学に入学し、1969年に宇宙工学の単位を得て卒業した。同年に女性飛行士隊は解散される。1977年に工学で博士号を得る。1966年から1991年までソ連邦最高会議の一員であり、1974年から1989年にかけては最高会議幹部会の一員であった。また、1969年から1991年まで党中央委員会の一員であった。1997年に大統領令により、空軍と宇宙飛行士隊から引退している。最終階級は空軍少将。 1963年11月3日に同僚の宇宙飛行士であるアンドリアン・ニコラエフと結婚し、1964年に娘のエレナを産んでいる。1965年9月、日本社会党の招待により夫妻で来日した。このとき科学技術館で開催されていた「ソ連宇宙開発展」にあわせて講演会が開かれた。しかし1982年に離婚し、シャポシュニコフ博士と再婚した。博士とは1999年に死別しており、現在は独身である。 2003年6月10日に名誉勲章を受章。2011年4月12日に友好勲章を受章。12月4日に投開票されたロシアの下院選には、プーチン首相率いる政権与党統一ロシアから出馬・当選を果たし、ソ連邦最高会議時代以来、久々に政界に復帰した。 2020年3月10日、下院本会議上でロシア憲法改正案について、現在4期目のプーチン大統領が続けて5期目に立候補できるよう修正を提案。下院は憲法改正時の大統領にはそれまでの任期を算入しないとする修正案を採用し、11日に上院と共に通過させた。
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