字音仮名遣いとは? わかりやすく解説

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じおん‐かなづかい〔‐かなづかひ〕【字音仮名遣い】

読み方:じおんかなづかい

漢字音仮名によって表記するときの仮名遣い。特に、歴史的仮名遣いのうち、漢字字音における同音のものの仮名書き分けをいう。例えば、「こう」という音の漢字「孝」「甲」「公」「劫」「皇」をそれぞれ「かう」「かふ」「こう」「こふ」「くゎう」と表記する類。主として韻鏡」により、江戸時代に大体まとめられた。


字音仮名遣

(字音仮名遣い から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 13:29 UTC 版)

字音仮名遣(じおんかなづかい)とは、日本漢字音読みを表す「かなづかい」を指す。特に江戸時代本居宣長が定めた歴史的字音仮名遣のことをいうこともある。


  1. ^ 学習研究社『漢和大字典』初版第3刷 p.180「原」の項、 p.762「源」の項
  2. ^ 築島、160頁。



字音仮名遣い

出典:『Wiktionary』 (2015/07/30 21:13 UTC 版)

名詞

遣い字音仮名つかい じおんかなづかい

  1. 漢字音読み仮名書き表す場合仮名遣いのうち、日本語発音では同音のものを、元となった漢字音日本伝来時の中国又は朝鮮の音や反切を元とした音)の違いにあわせ、仮名遣い変えることにより書き分けを行うもの。主な用途としては、漢詩作成するときに、原音における音韻を誤らないことなど。歴史的仮名遣い一種とされ、多くは、本居宣長により完成されたが、すべての用法確定されたものではなかった。戦前言文一致体においても、新聞出版物などのふりがな用いられていたが、戦後国語改革一般に用いられなくなった



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