大阪万博の古河パビリオン
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「古河機械金属」の記事における「大阪万博の古河パビリオン」の解説
1970年の日本万国博覧会(大阪万博)で、古河グループ(以下の各社)は「古代の夢と現代の夢」というテーマを「東大寺七重の塔とコンピュートピア」で表現したパビリオンを出展した。 古河鉱業(現・古河機械金属)、古河電気工業、旭電化工業(現・ADEKA)、横浜ゴム、富士電機、富士通、日本軽金属、日本ゼオン、朝日生命保険、第一銀行(現・みずほ銀行)、東亜ペイント(現・トウペ)、大成火災海上保険(現・損害保険ジャパン)、古河化学(現・JXTGエネルギー)、古河アルミ(現・UACJ)、古河電池、古河マグネシウム、古河産業、日本農薬、ハマ化成(現・タキロンシーアイ)、金町ゴム、富士電気化学(現・FDK)、日軽アルミ(現・日本軽金属)、日軽商事(現・日軽産業)、澁澤倉庫、日本製箔、東海金属、古河鋳造、富士ディーゼル、古河特殊金属(現・古河テクノマテリアル)。 「古代の夢」=「東大寺七重の塔」再現された七重の塔は、最上階の七層へはエレベーターで上がり、展望回廊から万博会場を見渡すことができた。 「現代の夢」は「コンピュートピア」コンピュートピアとは、コンピュータによって実現される便利で楽しい世界(ユートピア)である。会場には、富士通が製作した最新鋭の純国産コンピュータが展示された。 古河パビリオンは3室に分かれており、第1室「導入部」はテーマディスプレイ・メビウスの環、第2室「実験劇場」はコンピュータ・ハンド・ゲーム、電車の運転テスト、碁とコンピュータ、コンピュータ・ドレス・デザイナー、キャッシュレス・ショッピング、第3室はコンピュータ・ミュージカル・ホール、テレビ電話コーナー、で構成されていた。 古河パビリオンは未来的建築の並ぶ会場内であえて「外し」狙いで古典的に東大寺の過去に雷で燃失した七重塔を再現していた。会期終了後、東大寺より移設の要望もあったが、資金上の問題もあり最上部の相輪部のみ寄贈されるにとどまる(大仏殿回廊の東側に建てられている)。
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大阪万博の古河パビリオン
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「古河グループ」の記事における「大阪万博の古河パビリオン」の解説
1970年の日本万国博覧会(大阪万博)で、古河グループは「古代の夢と現代の夢」というテーマを「東大寺七重の塔とコンピュートピア」で表現したパビリオンを出展した。 「古代の夢」=「東大寺七重の塔」再現された七重の塔は、最上階の七層へはエレベーターで上がり、展望回廊から万博会場を見渡すことができた。 「現代の夢」は「コンピュートピア」コンピュートピアとは、コンピュータによって実現される便利で楽しい世界(ユートピア)である。会場には、富士通が製作した最新鋭の純国産コンピュータが展示された。 古河パビリオンは3室に分かれており、第1室「導入部」はテーマディスプレイ・メビウスの環、第2室「実験劇場」はコンピュータ・ハンド・ゲーム(大型のクレーンゲーム機。現在のUFOキャッチャーの元祖)、電車の運転テスト、碁とコンピュータ、コンピュータ・ドレス・デザイナー、キャッシュレス・ショッピング、第3室はコンピュータ・ミュージカル・ホール、テレビ電話コーナー、で構成されていた。 古河パビリオンは未来的建築の並ぶ会場内であえて「外し」狙いで古典的に東大寺の過去に雷で燃失した七重塔を再現していた。会期終了後、東大寺より移設の要望もあったが、資金上の問題もあり最上部の相輪部のみ寄贈されるにとどまる(大仏殿回廊の東側に建てられている)。
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