大阪万博輸送列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 17:31 UTC 版)
1970年に千里丘陵で開催された日本万国博覧会の期間中は、観客輸送のため当時会場最寄り駅として臨時営業していた万国博西口駅へ向けて臨時列車群が運行された。そのうち、運用上特記されるものを記す。 エキスポ準急 梅田駅(現在の大阪梅田駅) - 北千里駅間と地下鉄堺筋線動物園前駅 - 北千里駅間に設定されていた。後者には大阪市交通局(現在のOsaka Metro)の車両も充当されていた。なお、この列車が他事業者の路線ではあるが、地下鉄車両が日本で3番目に優等列車として運行した事例であった。停車駅 梅田駅発着:梅田駅 - 十三駅 - 淡路駅 - 吹田駅 - 関大前駅 - 南千里駅 - 万国博西口駅 - 北千里駅 動物園前駅発着:動物園前駅 -(この間各駅に停車)- 天神橋筋六丁目駅 - 淡路駅 - 吹田駅 - 関大前駅 - 南千里駅 - 万国博西口駅 - 北千里駅 エキスポ直通 万国博会場から神戸線・宝塚線に直通した列車で、十三駅の引き上げ線でスイッチバックしていた。運転区間は万国博西口駅 - 十三駅 - 宝塚線宝塚駅間と万国博西口駅 - 十三駅 - 神戸高速線高速神戸駅間であった。停車駅 宝塚線発着:万国博西口駅 - 南千里駅 - 関大前駅 - 吹田駅 - 淡路駅 - 十三駅 - 曽根駅 - 豊中駅 - 石橋駅(現在の石橋阪大前駅) - 池田駅 - 川西能勢口駅 - 雲雀丘花屋敷駅 - 宝塚駅 神戸線発着:万国博西口駅 - 南千里駅 - 関大前駅 - 吹田駅 - 淡路駅 - 十三駅 - 園田駅 - 塚口駅 - 西宮北口駅 - 六甲駅 - 三宮駅(現在の神戸三宮駅) - 花隈駅 - 高速神戸駅
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