大樹の村の行事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 18:34 UTC 版)
「異世界のんびり農家」の記事における「大樹の村の行事」の解説
祭り 8年目以降、毎年夏に開催されるイベント。村民間の親睦・レクリエーション、褒賞メダルの普及と利用の促進のための獲得機会の増加を目的として、ヒラクの発案により企画された。実行委員はヒラクと文官娘衆。内容は魔王国各地の祭りの名称を書いた籤をヒラクが引いて決める。 武闘会 9年目以降、毎年秋に開催されている1対1の個人戦を行う大会。元は8年目に開催された祭りの内容であり1回限りの予定だったが、村内外問わず次回の開催を希望する声が多数聞かれたため、祭りの枠から独立し、毎年開催となった。種族や個人の能力差を考慮して、様々な部門が設けられている。また、観客として来訪した者も適切な部門に飛び入り参加できる。大会終了後は、夜遅くまで希望者による空いた舞台での自由対戦が行われる。一般の部 戦いを生業としない者による部門。主な出場者はフラウ・文官娘衆・獣人族・ミノタウロス・ケンタウロス。使える武器は最大2つまでで、あらかじめ対戦相手に見せた上に布を巻くなどのダメージ軽減措置を行う。防具と魔法に関しては自由である。勝利条件は、頭部に着用したハチマキを奪うか切る、ギブアップを宣言させる、相手を倒し10カウントを取る、場外に落とす、その他審判判定のいずれか。対戦は1人1戦のみで、対戦相手は籤で決められる。勝者には褒賞メダル1枚が授与される。 戦士の部 狩りで森に入る者およびそれと同等の戦闘力を持つ者による部門。主な出場者はハイエルフ・鬼人族メイド・リザードマン・エルダードワーフ・山エルフ・ラミア族。ルールは一般の部とほぼ同じだが、ハチマキのほかに布を両手と両足(ラミア族は足の代わりに尻尾、リザードマンは両手と両足に加えて尻尾)に装着し、勝利のためにはハチマキを含む布のいずれか2つ以上を奪う必要がある。対戦は勝者が舞台に残って次の挑戦者と戦う勝ち抜き方式。敗北しても治癒担当のフローラが許可を出せば何度でも再挑戦が可能で、勝利数が最も多い者が優勝となる。褒賞メダルは優勝者には7枚、勝利数が多い「優秀選手」には3枚、1勝でもした者には1枚が授与される。優勝者は、次年度から騎士の部への出場が認められる。 騎士の部 戦士の部の出場者より上位の者による部門。主な出場者はルー・天使族・リア・アン・ダガ・ガルフ・ヤー・ブルガ・スティファノ・ウノ・マサユキ・フブキ・マクラ・ジュネア・スーネア。対戦はくじ引きによるトーナメント方式で、一般の部と戦士の部にあったハチマキ争奪、場外負け、武器のダメージ軽減措置などのルールはない。褒賞メダルは優勝者には10枚、準優勝者には5枚、1勝した者には1枚、2勝した者には2枚が授与され、この内優勝者には優勝トロフィーと冠も授与される。 英雄の部 / 模範試合 戦闘力が桁違いであるハクレンとラスティの本戦出場を遠慮させるためにヒラクが作った部門。主に竜族を中心に、騎士の部の出場者より上位の者同士の対戦をエキシビションとして行う。純粋なエキシビションであるため、優勝者に褒賞メダルなどの授与はない。 パレード 14年目以降、毎年春に行われるパレード。13年目にヒラクがザブトン製の派手な服を村民たちに見せるために村中を歩いたことがきっかけで始まった。
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