報道の流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:29 UTC 版)
4月23日午後3時23分頃、岡江久美子死去の一報が速報として各社一斉に報じられた。夫の大和田獏、娘の大和田美帆が連名で出したコメントは以下のとおり。岡江久美子が4月23日5時20分に新型コロナによる肺炎の為、永眠いたしました事をご報告いたします。今はただ残念で信じがたく、悔しくて悔しくて他は何も考えられない状態です。どうかそっと送って頂きたいと願っています。仕事関係者の方々、ファンの皆様、ご友人の皆様、長いお付き合いを感謝致します。また、全力を尽くして治療にあたって頂いた医療関係者の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。皆様、コロナウイルスは大変恐ろしいです。どうかくれぐれもお気をつけください。 同日、所属事務所のスタッフ・アップもプレスリリースでコメントを発表。岡江が2019年末に初期の乳がん手術を受け、1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていたことから、免疫力が低下し重症化した可能性があるとの見解を示した。また、通夜・葬儀は未定とし、後日お別れの会を開くと発表していたが、のちに断念したと報じられている。 同日、義兄の大和田伸也が問い合わせに答える形でTwitterでコメントを発表。「獏から入院していると聞いた時、まさかこんな日が来るとは思ってもいませんでした。残念です。悔しいです。若い頃からの思い出は尽きません」と無念の思いを述べた。 同日、TBS『はなまるマーケット』で17年半共演し、公私ともに関係が深い薬丸裕英がブログとInstagramを更新、この日出演する生放送直前に楽屋のテレビで岡江死去の一報を知ったことを明かした。震えが止まらず、冷静に受け止めることができず、心が乱れ言葉も出てこないと綴り、Instagramには、岡江の還暦の誕生日パーティーに自ら贈ったエルメスの赤のバーキンのケーキを投稿した。 翌4月24日午前、娘の大和田美帆がブログを更新し、岡江が(葬儀会社のみの立ち合いで)荼毘に付されたことを報告。たくさんのお悔やみの言葉に対し感謝を述べるとともに、入院してからの17日間一度も母の手を握ることも、孫の声を聞かせてあげることもできなかったこと、亡くなったと知らせが来ても駆けつけることすらできなかったこと、今も父親の大和田獏とは一緒にいられないことなど、無念の思いを吐露した。 同日夕方、岡江の遺骨が自宅に戻ってくる一部始終がテレビ各局のニュース番組で生中継された。葬儀会社の係員2人が遺骨と花束を自宅玄関前に置き、感染対策のため家族と会うことなく立ち去った後、家から出てきた大和田獏が遺骨を受け取ったが、その際報道陣に向かって以下のとおりコメントを残し家の中に戻っていった。「すみません。こんな形でしか対応できないことを申し訳なく思います。久美子は今帰ってまいりました。こんな形の帰宅は、本当に残念で、悔しくて、悲しいです。どうか皆さんもくれぐれもお気をつけください。それが、残された家族の願いです。ご苦労さまでした。ありがとうございました。静かに送りたいと思います。失礼します。」
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