地中海沿岸の現代の国家と主要都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 03:13 UTC 版)
「地中海」の記事における「地中海沿岸の現代の国家と主要都市」の解説
ヨーロッパ: (西から順に東へ)スペイン、フランス、モナコ、イタリア、 マルタ(島)、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、アルバニア、ギリシャ、トルコ(東トラキア) アジア: (北から順に南へ)トルコ(アナトリア半島)、シリア、キプロス(島)、レバノン、イスラエル、 パレスチナ自治政府(ガザ地区) アフリカ: (東から順に西へ)エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、スペイン(セウタとメリリャ) 他にイギリスの海外領土(イベリア半島のジブラルタル、キプロス島のアクロティリおよびデケリア)が存在する。また、キプロス島北部はトルコのみが承認する北キプロスが実効支配している。 地中海では各国の排他的経済水域(EEZ)が接するが、東地中海においては主張が一致せず対立が発生している。トルコ政府は、アナトリア半島沿岸に点在するギリシャ領の島々周辺や、クレタ島やキプロス島などとの中間線を越えた海域を自国のEEZを主張している。背景としては2009年以降、東地中海でガス田が発見されて開発が始まり、パイプライン敷設による輸送を含めたイスラエル、キプロス、ギリシャによる協力枠組みにトルコと北キプロスが含まれていないことがある。トルコはキプロスが主張するEEZ内で海底探査を行ったり、連携を求めて対岸にあるリビアの内戦に介入したりしている。 地中海に面する人口20万人以上の都市は、以下のとおりである。 国都市 アルバニア ドゥラス アルジェリア アルジェ、アンナバ、オラン クロアチア スプリト、リエカ エジプト アレキサンドリア、ポートサイド フランス マルセイユ、ニース ギリシャ アテネ、イラクリオン、パトラス、テッサロニキ イスラエル アシュドッド、ハイファ、テルアビブ イタリア バーリ、カターニア、ジェノヴァ、メッシーナ、ナポリ、パレルモ、ローマ、ターラント、トリエステ、ヴェネツィア レバノン ベイルート、トリポリ リビア ベンガジ、ホムス、ミスラタ、トリポリ、ザーウィヤ、ズリテン モロッコ テトゥアン、タンジェ スペイン アリカンテ、バダロナ、バルセロナ、カルタヘナ、マラガ、パルマ、バレンシア パレスチナ ガザ シリア ラタキア チュニジア ビゼルト、スファックス、チュニス トルコ アンタルヤ、イスケンデルン、イズミール、メルスィン
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