アンナバとは? わかりやすく解説

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アンナバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 15:56 UTC 版)

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アンナバ
عنّابة‎
位置
アンナバ
アンナバ (アルジェリア)
アンナバ
アンナバ (地中海)
アンナバ
アンナバ (アフリカ)
座標 : 北緯36度54分 東経7度46分 / 北緯36.900度 東経7.767度 / 36.900; 7.767
行政
アルジェリア
  アンナバ県
 郡 アンナバ郡
 市 アンナバ
地理
面積  
  市域 1,412 km2
標高 最高地点1 008 m
人口
人口 (2006年現在)
  市域 348,554人
    人口密度   175,4人/km2
その他
等時帯 CET (UTC+1)
公式ウェブサイト : http://www.annabacity.net

アンナバアラビア語: عنّابةʿAnnābah)は、アルジェリア北東部に位置するチュニジアとの国境付近の町である。348,554人の人口を有しており(1998年当時)、アルジェオランコンスタンティーヌに次ぐアルジェリア4番目の都市である。アンナバ県の県都である。別名ボーヌフランス語: Bône)。アナバと呼ばれることも多い。

歴史

アンナバには先史時代から人類が生息しており、30000年前と言う早い時期の道具使用の痕跡が見られている。

アンナバはおよそ紀元前12世紀頃にフェニキア人によって創られたとされる。当時のアンナバはヒッポレギウス(Hippo Regius、ヒッポ)と呼ばれていた[1]。まだ生まれて間もないキリスト教の信仰者が多く、アウグスティヌスは396年から、死去する430年までここの司教だった。ヒッポレギウスは非常に栄えるようになり、重要な貿易港として機能していた。

430年になると、ヴァンダル人によって包囲され、ガイセリックの指揮の下ヒッポレギウスは占領され、ここを431年から439年の間ヴァンダル王国の首都に定めた。

534年になるとヴァンダル王国は滅亡し、再びローマ帝国の下に置かれた。698年に入るとサラセン人が支配するようになった。サラセン人は町を再建し、ここを現在の地名のアンナバと名を改めた。

フランスは1832年にこの町を支配し、ボーヌと名を改めた。

姉妹都市

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Bône, en Algérie”. World Digital Library (1899年). 2013年9月25日閲覧。

「アンナバ」の例文・使い方・用例・文例

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