図書館建設計画(1994-2004)
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「ゆうき図書館」の記事における「図書館建設計画(1994-2004)」の解説
1994年(平成6年)1月、11人の委員から成る公共図書館建設検討委員会が発足、同年12月に結城市長宛に建議書を提出した。続いて委員会は1995年(平成7年)1月より基本構想案の策定に向けて準備を進め、1997年(平成9年)11月になって構想案をまとめた報告書を結城市当局に提出した。1998年(平成10年)8月には結城市出身の詩人・新川和江より図書館建設費の寄付を受け、同年12月に委員18人と専門委員2人で構成する図書館建設委員会が発足、本格的に計画が始動した。 1999年(平成11年)には図書館等準備室や駅前振興課といった部署が市役所に設けられ、2000年(平成12年)12月20日に記者クラブへ向けて計画を公表した。ここで発表されたのは、結城駅北口開発の拠点として図書館を核とする結城市民情報センターを建設することで、総事業費約39億円、2003年(平成15年)度中の開館を目指すとした。元々この施設は民間主導型の第三セクター方式で建設予定であったが、資金調達のめどが立たないため市の単独事業として建設に踏み切った。 2001年(平成13年)4月に市民情報センター準備室が結城市教育委員会内に発足し、新図書館のための資料購入を開始した。2002年(平成14年)3月に市民情報センターが着工し、2003年(平成15年)12月の結城市議会で結城市民情報センターとゆうき図書館の設置根拠となる条例が可決され、2004年(平成16年)3月に建物が完工、4月に組織としてのゆうき図書館が発足した。
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