和手【ワデ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10251号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | もも | |
登録品種の名称及びその読み | 和手 よみ:ワデ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 6月 21日 | |
品種登録者の名称 | 武田富夫 | |
品種登録者の住所 | 長野県中野市大字竹原805番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武田富夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「反田ネクタリン」の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、果形が円、果実の大きさが大、果皮の地色が緑白、果肉の色が白の育成地(長野県中野市)では8月下旬~9月上旬に成熟するネクタリンである。樹姿は中間、樹の大きさは中、樹勢はやや強、枝梢の太さ及び節間長は中、色は赤褐である。葉身の形は長、葉縁の波打ち及び葉の大きさは中、色は緑、蜜腺の形は腎である。花形は普通咲、大きさ及び花弁の数は中、形は楕円、色は淡桃、花粉の多少は有、がくの形は鐘、色は淡紅である。果実の外観は円、果頂部の形は凹、凹み、梗あの深さ、広さ及び赤道部の縫合線の深さは中、果実の大きさは大、果皮の地色は緑白、着色の多少はかなり多、濃さは濃、形は全面、切った直後の果肉の色は白、果肉内の着色は微、核周囲の着色は少、果肉の硬さ、果肉繊維の多少及び果皮の剥離性は中、果肉の溶、不溶は溶質、果汁の多少はやや多、甘味は多、酸味及び渋味は微、苦味は無である。核と果肉の粘離は粘、核の形は楕円、大きさは大、色は濃褐、核面の粗滑は粗である。開花期は中、成熟期(満開~成熟までの日数)は111~120日で育成地においては8月下旬~9月上旬である。生理落果の多少及び核割れの多少は少、裂果は多、果実の日持ちは中である。「反田ネクタリン」と比較して、果実が大きいこと等で、「スイートネクタリン晶光」と比較して、核と果肉の粘離が粘であること、裂果が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に育成者の自園(長野県中野市)に「反田ネクタリン」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
「和手」の例文・使い方・用例・文例
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