和敬清寂とは? わかりやすく解説

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わけい‐せいじゃく【和敬清寂】

読み方:わけいせいじゃく

茶道精神表現するのに用いられた語。和敬茶事における主客相互心得、清寂は茶庭茶室茶道具などに関連する心得


和敬清寂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 03:03 UTC 版)

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和敬清寂(わけいせいじゃく)とは、茶道の心得を示す標語。意味は、主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にすることという意である。特に千家ではこの標語を千利休の定めた「和」、「敬」、「清」、「寂」を表す「四規」として重要視している。しかし利休と同時代の確かな資料には見られないことから、学術的には利休の言葉としては認められていない。

近年の町田忠三の研究「『南方録』成立背景と利休虚像の誕生」(『茶の湯文化学』9号所収/2004)では、「和敬清寂」という言葉を作ったのが大徳寺273世の大心義統(1657-1730)ではないかと検証している。

注意:「和敬寂」と誤記され勝ちだが「和敬寂」が正字である。


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