吸血鬼に関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:09 UTC 版)
吸血鬼(ヴァンパイア) 人間の血を吸って生きる種族。外見では分別がつかないが、人間より遥かに長命で老化も遅い。優れた知能と身体能力を持ち、美しい容姿をしている。日光を浴びても死ぬことはないが、日に焼けやすく、人間より眩しく感じるため夜行性。一番上から純血種(Aクラス)・貴族階級(Bクラス)・一般階級(Cクラス)・元人間(Dクラス)とクラス分けがされている。Bクラス以上の吸血鬼は、人の記憶の操作や消去が可能で、炎や雷を放つなど特殊な力を発揮する。 純血種(じゅんけつしゅ) 純血の君とも呼ばれる、先祖代々、人間の血が一滴も混ざっていない純粋な吸血鬼。人間との混血により吸血鬼自体は数が増え、失った力を持つ混血種の吸血鬼が大半を占める中、純血の家系は玖蘭・緋桜・白蕗・黄梨・標木・橙茉・菖藤の7つのみと少なく、王たる存在として扱われる。秘めた力は計り知れず、実力を持つ吸血鬼であっても逆らうことは不可能で、その気になれば瞬く間に最強の軍隊を作り出すことさえ容易と恐れられる。牙と用いて直接血を吸った人間を、吸血鬼に変えてしまう魔力を持つ。純血種の血肉は特殊な力を内包しているが、彼らに流血を求めることは最大の禁忌とされている。自らの血統の吸血鬼の身体を器として、乗り移ることも出来る。昔、純血種同士の争いにより大半が滅亡した(純血種同士では、相打ち)。 レベルE-END 純血種に血を吸われたことにより吸血鬼化した元人間の、必ず行き着く末路。例外として、血を吸われた純血種の血肉を得た場合のみ、レベルE化を免れることが出来る。自我を無くし、上記の階級分けからも外れた存在で、別名LEVEL ENDとも呼ばれる。理性を失い本能のままひたすら人間の血を求めるため、ハンターや貴族階級の吸血鬼から命を狙われる存在でもある。大半は、過去に起こった人間と吸血鬼の戦争で生み出された。人間離れした高い身体能力を持ち、老化も遅く長命。自分の血を吸った主相手には逆らうことが出来ない。 元老院(げんろういん) 一翁や千里の大叔父も所属している。権力の集中を嫌う先々代の玖蘭の王が作った、吸血鬼を纏める機関。君主の純血種が内部にいないため、純血の君よりも重視されず、現在は正常に機能しなくなっている。優姫の覚醒後、枢によって元老院の者達は全滅した。
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