名駅16号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:56 UTC 版)
「名古屋市営バス浄心営業所」の記事における「名駅16号系統」の解説
起点主な経由地終点備考本名古屋駅 柳橋 広小路伏見 広小路本町 栄 東新町 栄 柳橋 笹島町 名古屋駅 左回り(→のみ) 折--- 広小路本町 →のみ、平日朝ラッシュ時のみ 当系統は名古屋駅と東新町を広小路通(愛知県道60号名古屋長久手線)経由で結ぶ、比較的短距離の路線である。栄を途中バス停とする数少ない系統である。 ルーツは〔10〕→〔幹線15〕→〔50〕。 1989年(平成元年)の桜通線開業による再編で並行する〔幹線15〕(初代・名古屋駅 - 桜通本町 - 高岳町(現高岳) - 東新町 - 栄 - 名古屋駅)が廃止される関係で、桜通線と重複しない広小路通区間を残す意味で設定された。系統番号は当時、広小路通に〔50〕(名古屋駅 - 栄 - 鶴舞公園北口 - 妙見町)が東新町まで同じ経路で走っていたため、支線に組み込む形で〔50〕とされた。1998年、名古屋駅 - 栄で新設された都心ループ〔栄758〕(当時)と並行するため本数が減らされているが、都心ループは朝夕のラッシュ時の設定がないためその補完を兼ねている。なお、この時に本線であった名古屋駅 - 妙見町は栄始発に改められ、〔栄18〕を名乗っている。 [折]は2004年の再編で設定された支線で、平日のみの運行である。表記の通り片道のみの設定で、広小路本町到着後は回送となって名古屋駅に戻る。 名古屋駅ターミナルビル建て替えに伴い名古屋駅バスターミナルが閉鎖されたため、2010年12月から2017年3月までは起点が那古野町に変更されていた。 2015年4月の再編では経路の変更はないが、往路と復路を通しで乗車することができる循環系統となった(東新町までは方向幕は従来どおり「栄・東新町」)。 なお、2010年からは市バス開業80周年の企画として、昔の市バスの塗装をした「レトロカラーバス」が走っていたが2011年度に廃車となった。 運行本数は都心ループが運行される日中は毎時1本、それ以外は毎時2本程度である。 この系統はほぼ全区間、地下鉄東山線と並行しているものの、地下に降りることなく気軽に乗り降りが可能であるのと、地下鉄駅からやや離れた柳橋、広小路本町、東新町付近へはアクセスが容易なため朝夕の通勤客を中心に利用客は比較的多い。
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